サルでも取れる?!船舶免許1級 実技講習
実技。始めて操船します。
同時に3名が受講。
いきなり1級は僕だけ。とは言っても、2級も1級も実技試験の内容は一緒です。学科が違うだけ。
使用するボートはトヨタポーナム26です。
免許をとってから、普通のボートに乗る時違和感が無いかもです。
ちなみに横浜の実技試験は講習の時に使ったボートが何か聞かれて、同じボートで試験です。そういう意味では心配いらないね。
横浜マリーナは桟橋の都合で後進離岸の右舷着岸です。
通常の試験は前進離岸の左舷着岸。
普通のボートプロップウオークってのがありまして(右回りプロペラの場合)、バックにギアをいれるとお尻を左に振る特性あります。だから左岸着岸が簡単なんですけど、ここのマリーナは難しくできています。
でも、初めてボートに乗る人にとっては大差ないですけど(爆)
今回一緒に講習を受けた人と順番に操縦をします。
最初に操船した人はうまい。スムーズに操船します。
続けて僕の番。こちらも?!上手に操船。
ボートはリモコンレバーというギアレバーを前に倒せば前進、後ろに倒せば後進。レバーを戻せば水の抵抗でブレーキが効く。という、単純な仕組みで前後の操船をします。
中立から前進にレバーを倒す時に遊びが大きいので、ちょっと戸惑うけど、車のクラッチペダルみたいなもんなので、すぐに慣れる。
ボートはステアリングのセンターがうやむやなので、慣れないとどこが真っ直ぐか解りにくいです。
それが理由で特にバックではボートが右に左にフラフラ~というケースが多いらしいですが、そんなに難しくなかった。
飛行機と一緒でステアリングの切り始めは反応が鈍く、動き始めるとずっと動き続ける特性あるので、ステアリングが遅れ遅れになりがち。それでフラフラ走ることになる。おまけにボートはスピードが遅いとさらに舵の効きが悪くなるので、低速走行結構気をつかわないと真っ直ぐも走りません。
車のドリフト走行と一緒で船の向きが自分の思った方向に動ききる前に慣性を感じながらステアリング操作をするとスムーズに走らせられる。
飛行機もドリフトしながら飛んでいるんだけど、ドリフトしないように舵を当てながら飛びます。
水の上という流体の中で走っているので、同じ空気という流体の中を飛んでいる飛行機と同じ感覚になるんですね。
グライダーの操縦経験が役立ってます。っていうか、操縦感覚は水平方向は同じような感じで車のドリフトコントロールを出来る人はすぐに慣れるかと。
そんなこんなで無事講習終了。
次はいよいよ国家試験です。