69 アルファロメオデザイン その2 | サラリーマンのポルシェ日記 海も行くよ編

69 アルファロメオデザイン その2

昨日の続き。

AUDI A5のデザインを開始するときに、ヴァルター ダ シルバがデザイナーの和田さとしさんに語った話。

シルバは、自分の子供の時の話、それも、車の話をしたそうです。

1960年代の話らしい。

子供の時にかっこいい、美しい(ニュアンスが正確に伝わらなかったら、和田さんゴメンなさい)と思ったデザインを現代の子供にも見せたかった。
それがA5のデザインの根幹。

と、いうような話でした。
強烈に心に残りました。
実はすごくショックだった。

自分も製品の企画をしている人間です。
モノ作りをしている人間です。

モノ作りを企画するときに、必要な事は、ただ単に売れるモノを作ればいいわけではない。
と、いうこと。

ボクも信念と理念のない企画は単なる商品作りで、製品というものは、
「メーカーが素晴らしいと思うものを消費者に与える」
と、いう事だと信じてました。

そのモノ作りの信念が正しいかどうか悩んでた…

シルバのエピソードは、その悩みを払拭するものでした。

明日に続く…