本日より本格的に特集です。
メルマガ [第五部]おとうさん応援歌(2)
最初の書き出しはこのあたりでした。
若奥様がトイレの掃除をしていて、「ふち」を拭いたら汚くて倒れてしまう、
といったようなCMを見て、不快な気持ちになりました。メーカー等が、財布を握っている
主婦の消費動向を研究して、「かゆいところに手が届く」製品をどんどん発表してゆくのは
資本主義らしいと思いますが。。
自分の考えはオールドタイプだというのはわかっているので、これ以上言及はしませんが、
家庭(家)を維持管理してゆくにあたり、汚い部分(物理的に「汚い」だけではありません)を
誰かが引き受けなければなりません。家庭における汚い部分というのは、
戦後、少しずつ減ってきており、主婦労働時間は劇的に減ってきていますが、
絶対になくなるものではありません。
(略)
(再録おわり)
「これ以上言及はしませんが」と書いているあたり、自分にブレーキをかけていますね。
これが後に「言及」がバクハツすることになるのですけども。。
次がこれですね。赤坂の芸者さんの自伝を読んで、読後感のついでに。
(略)
ところで、もうひとつ芸者さんに共感できるのは、真に働いている男性、社会の前面に
押し出されて「闘っている」世代は、本当にストレスがたまるものなのだということ、
息抜きをする必要があるのだ、ということに対して理解があるということです。
(略)
また、世の中の主婦層の方々は、男性は昼はおらず夜帰ってきても家のことを何もせず
ただぐうたらとしている存在、と思っており、昼、仕事に出かけている間に男性が
どのぐらい神経をすり減らしているか、という事実から目をそむけている、というのが
自分のイメージです。昼間いろいろなことがあっても、それは家庭に持ち込まず、
家では何もなかったように振舞おう、という親しき間での「礼節」なのかもしれないのです。
重要なのはただ一点、定期的に給与が銀行に振り込まれているということです。
これが当たり前のこと(主婦としての当然の権利)と思っている主婦層が多過ぎるのではないか、
と思います。
仕事に対する理解がないから、男性はまっすぐ家に帰らないのでしょうし、花柳界と
いうのは極端な例ですが、飲食業界、居酒屋などは繁盛するのでしょう。
(略)
「主婦にだって言いたいことがある!」のであれば、感情論にならずに客観的に、
どちらがどれほど「家庭」という組織に対して貢献しているのか、という話し合いを
すればよいと思います。「給料が自動的に銀行に振り込まれている」という事実は
「家庭」への最大の貢献であってこれを無視することはできないのです。
男性は、給与を毎月銀行に入れていることでまず「及第点」とし、女性は、それにまず
感謝した上で、他に家庭の中でどう振舞ってほしいか、具体的に男性に提示する必要があります。
(略)
(再録おわり)
ここからだいぶ、ぶっちゃけ始めていますが。。
自分が言いたいことのエッセンスは凝縮されていますね。
サラリーマンでも自営業でも、毎月一定の収入が銀行に振り込まれている時点で、ダンナは「及第点」ということにしておいてください、と。
さらに、その額も、最低生活費分ぐらいを及第点とすべきだと思っているのです。
ちょっとした贅沢ができるぐらいのカネ、たとえばボーナスなどは完全に「合格点」の領域ではないか、ということ。
問題なのは、生活が維持できるカネが振り込まれている時点で、ダンナの評価が「0」であることなのです。そこからスタートなのです。
本来ダンナの仕事は、家に帰ってきた時点で終了なはずなのに(そこからは休息が必要)、家に帰れば減点法のトラップうようよしているわけで、それにひっかかってどんどんマイナス評価になってゆきます。
つまり、疲れて家に帰ってきてから「家事サポート」という仕事がまたスタートするわけで、それもカンペキにこなして、土日の「家族サービス」もつつがなくこなして、やっと及第点ギリギリ。
常に「おカネがない」「旅行にいきたい」というプレッシャーと闘いながら。。
それを実現できないと途端に落第点に突入。
いつ休めるんですか? ということ。こういう状況では強制的に、仕事帰りに居酒屋へ直行して休息の時間をつくる他ないではないですか、と。
それこそが、家計にとってカネのムダであり、大黒柱の健康を阻害する要因にもなってゆくのです。
ですから、家族全体の幸せを考えるならば、ダンナを、仕事帰りに居酒屋へ直行さすような状況をつくりだすべきではありません。
「金づる」が気持ちよく働けるような環境づくりも、必要なのです。
メルマガ [第五部]おとうさん応援歌(2)
最初の書き出しはこのあたりでした。
若奥様がトイレの掃除をしていて、「ふち」を拭いたら汚くて倒れてしまう、
といったようなCMを見て、不快な気持ちになりました。メーカー等が、財布を握っている
主婦の消費動向を研究して、「かゆいところに手が届く」製品をどんどん発表してゆくのは
資本主義らしいと思いますが。。
自分の考えはオールドタイプだというのはわかっているので、これ以上言及はしませんが、
家庭(家)を維持管理してゆくにあたり、汚い部分(物理的に「汚い」だけではありません)を
誰かが引き受けなければなりません。家庭における汚い部分というのは、
戦後、少しずつ減ってきており、主婦労働時間は劇的に減ってきていますが、
絶対になくなるものではありません。
(略)
(再録おわり)
「これ以上言及はしませんが」と書いているあたり、自分にブレーキをかけていますね。
これが後に「言及」がバクハツすることになるのですけども。。
次がこれですね。赤坂の芸者さんの自伝を読んで、読後感のついでに。
(略)
ところで、もうひとつ芸者さんに共感できるのは、真に働いている男性、社会の前面に
押し出されて「闘っている」世代は、本当にストレスがたまるものなのだということ、
息抜きをする必要があるのだ、ということに対して理解があるということです。
(略)
また、世の中の主婦層の方々は、男性は昼はおらず夜帰ってきても家のことを何もせず
ただぐうたらとしている存在、と思っており、昼、仕事に出かけている間に男性が
どのぐらい神経をすり減らしているか、という事実から目をそむけている、というのが
自分のイメージです。昼間いろいろなことがあっても、それは家庭に持ち込まず、
家では何もなかったように振舞おう、という親しき間での「礼節」なのかもしれないのです。
重要なのはただ一点、定期的に給与が銀行に振り込まれているということです。
これが当たり前のこと(主婦としての当然の権利)と思っている主婦層が多過ぎるのではないか、
と思います。
仕事に対する理解がないから、男性はまっすぐ家に帰らないのでしょうし、花柳界と
いうのは極端な例ですが、飲食業界、居酒屋などは繁盛するのでしょう。
(略)
「主婦にだって言いたいことがある!」のであれば、感情論にならずに客観的に、
どちらがどれほど「家庭」という組織に対して貢献しているのか、という話し合いを
すればよいと思います。「給料が自動的に銀行に振り込まれている」という事実は
「家庭」への最大の貢献であってこれを無視することはできないのです。
男性は、給与を毎月銀行に入れていることでまず「及第点」とし、女性は、それにまず
感謝した上で、他に家庭の中でどう振舞ってほしいか、具体的に男性に提示する必要があります。
(略)
(再録おわり)
ここからだいぶ、ぶっちゃけ始めていますが。。
自分が言いたいことのエッセンスは凝縮されていますね。
サラリーマンでも自営業でも、毎月一定の収入が銀行に振り込まれている時点で、ダンナは「及第点」ということにしておいてください、と。
さらに、その額も、最低生活費分ぐらいを及第点とすべきだと思っているのです。
ちょっとした贅沢ができるぐらいのカネ、たとえばボーナスなどは完全に「合格点」の領域ではないか、ということ。
問題なのは、生活が維持できるカネが振り込まれている時点で、ダンナの評価が「0」であることなのです。そこからスタートなのです。
本来ダンナの仕事は、家に帰ってきた時点で終了なはずなのに(そこからは休息が必要)、家に帰れば減点法のトラップうようよしているわけで、それにひっかかってどんどんマイナス評価になってゆきます。
つまり、疲れて家に帰ってきてから「家事サポート」という仕事がまたスタートするわけで、それもカンペキにこなして、土日の「家族サービス」もつつがなくこなして、やっと及第点ギリギリ。
常に「おカネがない」「旅行にいきたい」というプレッシャーと闘いながら。。
それを実現できないと途端に落第点に突入。
いつ休めるんですか? ということ。こういう状況では強制的に、仕事帰りに居酒屋へ直行して休息の時間をつくる他ないではないですか、と。
それこそが、家計にとってカネのムダであり、大黒柱の健康を阻害する要因にもなってゆくのです。
ですから、家族全体の幸せを考えるならば、ダンナを、仕事帰りに居酒屋へ直行さすような状況をつくりだすべきではありません。
「金づる」が気持ちよく働けるような環境づくりも、必要なのです。