おニャン子とか、ああいう、ひとつの時代をつくったヒトたちは、もうそれで十分なんじゃないかと思うけれども。。

いつまでもいつまでも、「再結成」を「してしまう」。。

スポットライトを浴びる快感を忘れられない。でも、それは仕方のないことだ。凡人がその快感を一旦知ってしまったら、ねえ。。

それと、実は、忘れられないのは仕掛けるほうなんだよね。再結成を「させる」ほう。
もしかしたら、元スターのほうはひっそりと暮らしたがってるかもしれないのに。。カネに物をいわせて、誘う。
元スターも、かつての栄華をカネに投影し、それに目がくらみ。。引き受ける。

仕掛けるほうこそ、自分らが過去に、確かに生きていた「時代」を忘れられない。。かつては自分たちにはとうてい手の届かなかった「元スター」を巻き込む。。巻き込むことも、快感。



オイラはもう、そういう再結成には「お腹いっぱい」になるタイプだけど、いつまでもいつまでも再結成をみていたい、という人種もいるらしい。(いや、そういう人種のほうが多いのかな?)

だから、いつまでもいつまでもオイラたち庶民はカネをむしりとられる。

再結成する側は、スポットライトを忘れられないというのもあるけど、ともかくカネが欲しいから、再結成する。

で、そこにわらわらと集まってくる、同じように過去を忘れられないヒトたちは、喜んでその再結成に対して「募金」する。
ムシりとられているとも知らずに。。でも、それは知らなくともよいことなのかもしれないね。

セックス・ピストルズの、年寄りになってからの来日は、醜かったな。。