そんな事で…と、思われるかもしれませんが、寝たきりの間の私の最大の試練はシモの事でした。

そもそもICUでのテーマ(?)って
「眠る」「食べる」「出す」
っていう、人間の基本的な事がいかにできるかって感じやったんですよ。

「眠る」については、前々回の記事で書いたのでご承知かと思いますが…
眠れない事の辛さたるや。
悪夢を見る事もですが、横向きでも仰向けでもどんな体勢でもなんだかしんどい。
ベッドの中で居所がないというか…。
脳圧の加減で、ベッドは水平ではなく常に頭の方を少し上げてあって足元も上げてある(ずり落ちないよう)のですが、その微妙な高さ加減が中々つかめず…。

更には点滴の管がいっぱいついてる右腕がやたら重く置き所がない。
…が、これについてはその後次女が絶妙にフィットする手置き枕を持ってきてくれた事により解決しました!

そのクッションがこれ↓



韓国で売ってる枕でして、写真ではサイズ感を伝えられないのが残念ですが💦

小さめサイズで、手を置くのに丁度良くて入院中に大活躍しました😊



「食べる」については、後々詳しく書こうと思ってますが、これも中々苦労しました😥

いつまでも鼻のチューブから栄養を入れてるわけにはいかなかったんですけど、全く食べられる気がしなくて…。



そして「出す」

これがもう本当に……。

入院当日はたまたま夕方にドーナツを1つ食べただけやったんですね。

その後は点滴と液体の栄養を鼻のチューブから注入されてたので、自分としては全く便意はなかったんです。

しかし足からのカテーテル検査の前日…かな?に、看護師さんにお腹張ってるし便を出さないと…と言われまして。

下剤を入れられまして。

私は「これ…便意がきたらどうしたらいいんでしょう?😭」

と聞くも、なんか…差し込み便器?なるものがあるらしく、呼んでもらったらベッドで寝たままの状態ですぐに差し込みます…と。

それかオムツでするしかないと。

差し込み便器……って、どんなんやろ?と全く想像できず💦


いざお腹痛い〜ってなった時に看護師さん呼ぶ勇気なくて😭

ってか、どのタイミングで呼べばいいのかもわからず😭

結局オムツで出てしまい………ドクロ


もう〜これが本当になんとも言えない、恥ずかしいやら申し訳ないやら😭😭😭

自分がこの歳でこんな経験するとは思いもしませんでした、、、


でも看護師さんは嫌な顔ひとつせず

「出て良かった〜!」

とまで言ってくださり…


本当に本当に本当に、看護師さんたちには感謝しかないです🙇‍♀️


てかね…

担当看護師さんは、女性ばかりでなく男性もつくんですね。

流石にオムツ替えは女性がして下さいましたが、ナースコールを押して、最初に「どうしました?」と来てくれるのは男性の時もあるので…

「すみません、オムツ替えてもらえますか?」と言わんならんのです…。


そしてこの一連の、2〜3日出ない→下剤(時には坐薬)→オムツ…。

の流れはICUにいる間もう1〜2回あり…😭



病気やし、寝たきりやし仕方ないとはいえ、思い出す度悶絶してしまいます。

本当に冷や汗かくほどキツかった😭


できれば2度と経験したくないです…。



続く