心配ですよね

今回、地震の影響で原発が危険な状況にあると知ったとき、頭に浮かんだのは山岸凉子の『パエトーン』という漫画でした。
発電を原発にたよる事がいかに危険か、火力と水力だけでもまかなえるはずの日本の電力なのにどうしてこんなに原発を作ってしまったのか…
原発の怖さ、放射能の仕組みなんかが簡潔にわかりやすく描いてある漫画なんですが
読んでいて本当に怖くなるお話です;;
この漫画が描かれたのは、正確にはわからないですがだいたい1990年より少し前くらいかなと思います。
チェルノブイリの大事故のすぐ後くらいです。
この時点で、多くの人達が原発の安全性に危険信号を出していたのに…
私自身も、この本を読んで以来原発が危険やと常に認識してはいたけど…
結局は何の手立てもないまま、今回のような事態になってしまいました(もちろん私1人が何かしたからといってどうにかなるもんでもありませんが・汗)
作中にもありますが、ロシアやアメリカのように広大な土地があるわけでもない、この日本で…
現在の原発の数は異常です(怖)
今問題になってる福島の原発が、このままなんとか重大な被害を逃れる事が出来たとしても…
この先にもしも、チェルノブイリのような大事故が日本で起こったとしたら、日本はほぼ壊滅状態になりますよね

だって避難するったって、海に囲まれた狭いこの国で逃げれる距離なんてしれてるし、海外まで避難出来る人達なんて一部なワケやし

しかも一旦、大事故が起きてしまえばもう…半永久的的にその原発の中の放射能が消える事はないわけで…
本当に考えれば考えるほど恐ろしいです・・・・・・・
漫画の中で、『好適ではなく最適を望む生物は滅びゆく』とゆうような言葉が書いてあったのですが、、、
そうかも…と思い、ゾッとしました(;_;)