入学とほぼ同時に仕事が決まり、レポート作成のためのまとまった時間を確保できなかったため、まずは入学から3か月後の1月に実施される科目試験を、初めて受験することにしました。
本来、科目試験はレポートを提出していなければ受験できませんが、学士入学の場合、外国語科目はレポート提出が免除されているため、試験を受けることが可能です。
そのため、1月の科目試験では、英語Ⅰ・英語Ⅱ・英語Ⅲ・英語Ⅶの4科目をまとめて受験しました。
実は、現役の会社員時代は約37年間のうち30年以上を海外部門で過ごし、そのうち約10年は英語圏に駐在していました。そのため英語は、最も手早く単位を取得できそうな科目だと考えていました。
科目試験の結果、英語Ⅰを除く3科目は合格し、6単位を取得できました。
英語Ⅰはとにかく暗記量が多く、加齢とともに記憶力が低下している身にとって、不合格はある意味当然の結果でした。
その時は、外国語科目では8単位が必要なため、いずれかのタイミングで英語Ⅰには必ず合格しなければならないと考え続けていました。
放送英語(リーディング・ライティング)は別途受講料が必要ですが、できるだけ学費を抑えたいと思っていたため、当初は受講するという選択肢は考えていませんでした。
ところが、これが大きな勘違いでした。
塾生ガイドを十分に読み込んでいなかったのですが、塾生ガイドには「テキスト科目のみで外国語8単位を履修することは不可で、放送授業またはスクーリングで2単位を修得する必要がある」旨の内容が明記されていたのです。
この事実に気づいたのは、翌年度の塾生ガイドが届いてからでした。
そこで、英語Ⅰはひとまず諦め、追加の学費はかかるものの、放送英語(リーディング・ライティング)を受講することにしました。
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