さきほど無事に日本に着きました。
実は去年精神状態が破茶滅茶だった時、何度も飛行機を逃して、その度に航空券を買い直す羽目になった私。
今回は、ベルリンでドイツ人の友人が荷物運びを助けてくれることになっていたので、少し早めの時間に頼んで空港に向かったのでした。
無事にチェックインを終え、その彼とも別れを告げて、搭乗ゲートに入ってみると、遅延の文字があるではないですか。
もともと1時間20分の乗り継ぎ時間しかなかったため、冷や汗が止まらない。
たまたま待っていたところで日本人がいて日本語で「これはもう無理ですねー乗り継ぎサービスに行って便を振り替えてもらうしかないですね」なんて言っている。
知らない人だったけど、思わず「え、ほんとですか」と聞くと、「ええ、ぼく行きの飛行機でもそうなりましたから。諦めるしかないですね。うまくすれば夜の便、悪ければ現地泊、最悪の場合は中国経由で中国語まみれになるしかないですね」と慣れた感じで言う。
中国を差別する訳ではないし、中国人の友人もいくらかいるものの、長時間中国語だけの世界に押しやられるのは、言葉の持つ性質というか、威力みたいなものから、なるべく避けてきた私。
暗ーい気持ちで空港職員に乗り継ぎのことを尋ねるも、乗り換え地に着くまではわからないときっぱり言われる。
ベルリンからヘルシンキに飛び、ただただアナウンスを待つ。
すると、成田行きや名古屋行き、バンコク行きなどの情報がアナウンスされるも、関空行きの情報はない。
小さく掲げられていたスクリーンを見ると、Osakaの文字が視力検査を促すが如く小さい文字で書いてある。
出発時間が1時間半遅くなっていました。
助かったー。
んな訳で無事に乗れて、約9時間の飛行を経て関空に着き、いま実家に向かっています。
東京に帰るのは数日後。
関西の実家に帰ることにものすごく抵抗のあった私も、ベルリンで心がほぐれたのか、そこまで抵抗なく実家に向かえております。
しかし、本番はここからという気もします。
日本でうまく生活していけるか、この1年、入退院を繰り返した私にはまったくもって自信がないのであります。
とほほ。