紅葉の季節です!写欲の沸く季節ではないでしょうか?
京都の紅葉スポットである「詩仙堂丈山寺」に行ってきました。
しばらくお勉強の話が続きましたので...
今回は「秋の京都で紅葉を撮る」というお話です^^
【詩仙堂丈山寺/しせんどうじょうざんじ】
京都市左京区にある江戸時代初期の文人、石山丈山(いしやまじょうざん)の山荘跡であり、国の史跡にも指定されています。
過去には英国王室のチャールズ皇太子と故ダイアナ妃が訪れたことでも有名です。
山のふもとにある詩仙堂。静寂の庭園に鳴り響く”鹿おどし”もどこか日本の風情を感じます。
(ウィキペディア引用)
京都随一の美しい庭園は季節を問わず、その”優美”で”静寂”な空間は何度訪れても息をのみます。特に初夏の青もみじと秋の紅葉は必見です。
【詩仙堂の紅葉を撮る】
①広間から庭園に向けての撮影
整然と管理されている庭園。彩り豊かな景観は写真映えします。
「彩度」を上げて赤、黄、緑をこれでもかと強調してもいいでしょうね。室内と外との明暗差がかなりあります。「シャドー」と「ハイライト」を調整することで白飛び、黒つぶれをなくすことができます。室内を暗いままにして「サンドイッチ構図」や「トンネル構図」を意識して撮ってもいいでしょうね。
②ハイアングルで庭園を撮影
多くの観光客が訪れていました。やはり人気スポットですね^^
同じく広間から庭園に向けての撮影です。「水平アングル」や「ローアングル」では少々厳しくなってきました。ここは立って「ハイアングル」での撮影が適してますね!
アングルを変えると”同じ立ち位置”でも見え方が変わってきます。庭園の様子や観光客の様子も1枚の写真で表現できます。さらに少し「WB補正」をいじって暖色系にしました。
③ススキに紅葉の”赤”を撮影
室内から外へ移動。秋は紅葉だけでなくススキも咲いています。
秋のススキもまた画になります。群生している部分を発見し、背景選びに赤味の強い紅葉を選びました。背景が”ボケ過ぎない”ように絞りを注意しました。黄金色とも言われるススキと赤い紅葉の色味の差がいい感じですね。
④もみじの落ち葉を撮影
さわやかなグリーンの苔の上にちょこんと乗っかっている”落ち葉”。
色味の対比もいい感じで秋の季節では絶対撮りたくなるシーンです^^
注意点は「形のいい落ち葉」を選ぶことです。貪欲にいい形の落ち葉を探しましょう!
【詩仙堂の紅葉を撮るまとめ】
●詩仙堂は京都随一の紅葉スポット
●彩度を上げて満足のいく色味にする
●限られた撮影場所はアングルを変えて撮る
●シャドー/ハイライトで明暗差を調整
●紅葉を背景にしても画になる
●形のいい落ち葉こそ写真映えする
●三脚禁止や撮影禁止場所は厳守
●他の方の邪魔にならぬよう心掛けること
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