スポーツクラブ閉鎖
昨日のティップネス名古屋木場閉店の知らせ以来いろいろと考えてしまいます。
スポーツクラブの現状のこと。フリーインストラクターの未来。残された会員さん、スタッフのこと。
スポーツクラブの人間関係って特殊でエアロビクス遠征をする人を除いてはそのクラブでしか会わないんですよね。そのクラブが無くなってしまったら昨日まで友達だったりジム仲間だったり一緒にエアロビクスやヨガをしていたいつも隣にいるおばちゃんだったり当たり前だった日常がクラブが閉鎖した次の日からは会えなくなってしまうのですよね。
みんな住む場所も仕事も年も価値観も違うからみんな一緒に〇〇スポーツクラブに移籍しましょう。なんて出来るはずがないし・・・
違うクラブに行ってもエアロビクスは出来ますし好きなインストラクターを追いかければ同じコリオグラフティーが出来るかもしれない。けどそのクラブの雰囲気だったりメンバーさんだったりっていうのそこにしかないものでインストラクターが同じコリオをしたとしても木場のエアロビクスは木場でしか出来ない。
これを機にグループエクササイズや運動を止めてしまう人もいるかもしれない。
僕がいたクラブではスポーツクラブに通う事が生きがいでみんなに毎日当然のように会うことが生きる糧なんだよって言っていた御老人がよくいらっしゃいました。 それだけスポーツクラブって大切な存在なんです。
今まで趣味という趣味もなく身体を動かす事が嫌いだった人がスポーツクラブをきっかけに毎日身体を動かして毎日友達とジムでおしゃべりして心身ともに健康になっていく。僕たちの目指す理想です。
だからスポーツクラブの閉鎖って知らない人からしたら違うジムに行けばいいじゃんって思われるかもしれないですけど、ハード面(機器、施設やスタジオプログラム)だけではないひとりひとりの人生に直結する問題で他の業種のお店が閉店するのとは違うのです。
こんな事考えているのは僕だけですか?
だから
だから
だから
フィットネス人口を増やさなければならない。
フィットネスの楽しみを一人でも多くの人に伝えなければならない。
クラブが悪いのではない。悪はどこにもない。
不況と騒がれている今、削られるものは余暇なのか?フィットネスは余暇か?
どこかでお金を節約するのがフィットネスにならないで欲しい。
僕はエアロビクスでしかフィットネスの楽しみを伝えられないかもしれない。だからエアロビクスを通してフィットネス人口を増やしたい。こんな悲しみを経験したくない。(僕は木場の会員でもないですが、それだけ木場の雰囲気が好きだったし、全員が知らない僕におはようって言ってくれるし、エアロで初めての人は?って聞くと拍手です。温かいクラブです。)
の為には、中上級だけに特化するのではなく、まだ楽しさを知らない人に楽しさを伝える入門クラスの勉強をしなくてはいけない。 失礼な言い方かもしれないが、エアロビクスの底辺を拡大をすることがインストラクターの使命であると思います。
プレコリオ全盛時代(いやまだまだ伸びる?)でにあって10年後も、20年後も、100年後もグループエクササイズの中心はやはりエアロビクスであって欲しいと願っています。決してプレコリオを否定するわけでもないです。プレコリオはクオリティも高いし参加できる層も多いし、東京や大阪と同じ事がどこにいても出来るし素晴しいと思います。けどエアロビクスに魅せられた者としてインストラクターの個性が出るエアロビクスが好きです。
支離滅裂な長文失礼しました。
気持ちを忘れずがんばります。
山崎貴之





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