ひさしぶりに、
絵画展を、ゆっく~り
鑑賞しました![]()
パナソニック電工 汐留ミュージアム
フランスの画家、「ジョルジュ・ルオー」
じつは、初めて知りました。
日本では、あまり有名ではないのでしょうか?
展示は・・・
絵画を学び始めた、学生の頃から
制作された年代順になっていました。
絵のかたわらの解説や、
当時の写真をみながら・・・
ルオーが、
このときは、こんなヤツだったのかな
病気の時、落ち込んでいたのかな
この時代、新しい画風を作ろうと悩んでいたのかな
景色のきれいな海辺に移り住んで、色使いが変わってきたね~
子供がたくさんできて幸せそう。どんなお父さんだったのかな
などなど、勝手にいろいろと
彼の人生や、そのときどきの出来事などを、想像しながら
ひとつひとつの絵から、
伝わってくる「思い」 を
味わいました。
繊細なところ
力強いところ
かわいいところ
おもしろいところ
独創的なところ
ざっくりなところ・・・
全体的には、暗~い色彩が多いのですが![]()
よくよくながめると
その中にある、「
明るさ
」が、じわじわ感じられる
作品もありました。
勢いのある、太いタッチが、「棟方志功」のように思えたり、
擬人化された、街並みが、楽しくかわいく、感じられたり、
見ているだけで引き込まれそうになる、ちょっとこわい絵もありました![]()
とても、印象的だったのは、
宗教画らしくない、「宗教画」
「イエス・キリスト」が、庶民のかたわらに、
ふと、一緒にたたずんで居る・・・
いくつかの作品です。
みんなと違う特別な人、としてではなく、
同じタッチで描かれている「イエス・キリスト」の絵には
初めて、出会いました。
「みんなと、同じなんだよ~」と、伝えたかったのでしょうか。
たくさん、ながめて
たくさん、楽しく想像して
たくさん、「絵画」が伝えようとしているものを、感じ・・・
とても、素敵な時間を、すごすことができました~![]()