今年、2010年は
印象派の絵画展が多く開催されるようです。
・オルセー美術館展 2010 「ポスト印象派」 国立新美術館
(5月26日~8月16日)
・ドガ展 横浜美術館 (9月18日~12月31日)
・ゴッホ展 国立新美術館 (10月1日~12月20日)
・「ストラスブール美術館所蔵 語りかける風景」展 Bunkamuraザ・ミュージアム
(5月18日~7月11日)
・ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展 世田谷美術館
(8月7日~10月11日)
盛りだくさんですね~
たしか、高校生の頃
美術館に、印象派の絵画展を見に行ったとき、
たまたま、すいている時間だったらしく
ゆっくり見て回れました。
一枚に目がとまりました。
なんだろう、この、もやもやっとした絵は
並木道の絵らしいのですが
中央が明るく、左右と上部が複雑な
緑のような、まだらのような・・・
「これだから、絵ってわからないよな~」
と思い、通り過ぎようとし、でもなぜか気になって
しばらく眺めていると・・・
不思議と、その中の細かい部分が
見えて(感じられて)来ました
新緑の小道を、おおうような緑の木々から
木漏れ日が差して、道に模様をつくり、
風がそよいで、光がゆれて・・・
しまいには、鳥のさえずりまで聞こえてきそうです
笑われそうですが、そのとき初めて
「絵の良さ」 を感じました。
写真は、現実の一瞬の光と影を切り取りますが、
絵は、描かれたものの心や時間を、封じ込めてあるのかも
しれません。
いろいろな「印象派展」のポスターを見て、
そんなことを思い出しました