新型コロナウイルスとの共存

もう、気づいている方は多いと思いますが、現時点では医療崩壊をしないように緩やかに感染していく対策をとっています。

というのも、
感染しない対策をするのなら、
国民に十分な金銭補償をした上で
生活に必要な事業以外は休業して
濃厚接触となる電車やバスを止め、
外出自粛を法律の範囲内でお願いすることになりますが、そこまでの対策は取っていません。

命を守る行動を!と
言っているにもかかわらず
矛盾している対策だと思います。

そして、
緊急事態宣言が延長されます。

私たちは命を守るために
3密を避け、不要不急の外出を自粛して
経済を止めてきました。

5/6までみんなで頑張って乗り切ろう!
「stay  home」してきたわけですが、
残念でなりませんね。

この間、新しい情報もいくつか出てきました。
◯感染が0になり終息するにはまだ数年がかかるだろうという事。
◯治療薬レムデシビルの特例承認やアビガン等が期待できる事
◯ワクチン開発は1ー2年かかる
◯検査数が伸びない
◯抗体検査、抗原検査で免疫確認ができる
◯軽症者はホテル隔離する
◯経済を止めると失業、廃業で自殺者が増える
など。

これらの情報から
死者を減らし、経済を再開させるにはどうすべきかという事です。

私たちが注目してみていくポイントは
・命を落としている方
・重症化しやすい方
は誰かという事です。

死亡者や重傷者の年齢別割合では
60歳以上の感染者で
死亡者の割合93%、重症数の割合65%
となっており、
その中でも基礎疾患のある方が死亡、重症化リスクが高いことがわかっています。




この方達から先に
感染するリスクを減らす対策が必要です。

・家庭内隔離をする。またはホテル等に隔離
基礎疾患を持つ60歳以上の方はそれ以外の方との同居を避けることが命を守る行動です。

緊急事態宣言下では予算措置をして費用負担なくホテル等への隔離をしていただきたい。

感染していない方がホテル等を利用するのであれば宿泊業支援につながると考えます。

・感染機会を減らす対策をする
3密・手洗い・マスク、人との間隔は当然のことですが顔を触らないことが重要です。

高齢者・基礎疾患のある方に我慢をしていただきそれを支える社会を作ることが重要だと思います。

この対策は段階的にしていくことが望ましいです。
①60歳以上の基礎疾患のある方
②60歳以下の基礎疾患のある方
③基礎疾患のない60歳以上の方
④基礎疾患のない50歳代の方

上記以外の方は
感染対策をした上で経済を再開させていくことが望ましいと思います。

コロナに感染するのは誰しも避けたいと思いますが、リスクのある方を守った上で経済を再開していくことが重要だと思います。

感染者を出さない対策より先に
死亡リスクがある方の感染を食い止める対策をとるべきではないでしょうか?

20代以下の死者数はありません。
子どもも感染しますが軽症で回復しています。

時間とともに
検査の数も増やすことができるでしょう。
治療薬やワクチンもできるでしょう。

集団免疫ができるのが早いかもしれません。

それまでの間はコロナと共存していく社会をみんなが受け入れるしかないのです。