ユキアさん読者登録ありがとうございます女性だと思っていました、タカアキラです。
昨日シャフトメーカーさんが営業に来てくれた時に頂きました。
宮城でゴルフ工房を営んでいた方が、
震災でお店を失った後練習場を間借りして再びお店を始めた時に、
チャリティとして作成したものらしいです。
伊達政宗の鎧兜を纏った「おむすび丸」というゆるキャラです♪
丸い台座にピョコっと立つんです(^^)
改めて被災地の復興と、被災者の方々の一日も早い普通の生活への復帰を願います。
今回のゴルフ用品学は、「クラブ編」です。
ドライバーやアイアン、ウェッジ等に分けて書く前に、
トータルでルール上のクラブの定義やデザインを解析します。
クラブのデザイン
「クラブの適合性について疑問のあるプレーヤーはR&Aに助言を求めるべきである。」
と言う前置きの後にサンプルの提出や、提出しなかったり提出したものの裁定を待たずに製造・販売行ったり、市場に出した場合はクラブ規則に適合しないという裁定がなされるリスクを負うことになる等が書かれています。
非常に簡単に解釈すると、「メーカーから販売されているものでR&Aルール適合と表記されていないものは少なくとも競技では使用出来ない。」となる。
極解すると「ゴルフクラブではない」とも受け取れなくはない。
ステップアップでは「SLEルール適合」のクラブしか加工&販売しません。
競技には無関係のゴルファーを対象にした販売方法ではなく、
競技に出場しても何の問題もないクラブの取り扱いしかしないと言う事です。
2024年からは「新溝に関するルール」でもも同様の方法で営業致します。
通則
「クラブは球を打つために使用するようにデザインされた用具であり、
その形状と用途により、ウッド、アイアン、パターの3つの形式に分かれる。
パターとは主としてパッティンググリーン上で使用されるためにデザインされた、
ロフト角が10度以下のクラブである。」
「クラブは伝統と習慣に大幅に反する形状と構造のものであってはならない。
クラブは1本のシャフトと1個のヘッドからなり、
プレーヤーがしっかりと握れるようにするためにシャフトに加えられた物質(グリップ)も有することができる。
クラブのすべての部分はクラブが単一体となるように固定されていなければならず、
外部付属物を一切有してはならない。
ただし、クラブの性能に影響しない付属物については例外として認めることがある。」
*クラブは3つの形状に分けられる。(ウッド、アイアン、パター)
*ヘッドもシャフトも1本&1個で作られ固定された単一体である。
*グリップをつけても良いが固定されていなければならない。
*その他の付属物は例外を除いて認められない。(デザインシールやスワロフスキー等)
調節性
「すべてのクラブは重量調整のための機構をもつことができる。
その他の調節性についてもR&Aの評価に基づき認められることがある。
認められるすべての調節の方法について以下の要件が適用となる。
(1)容易に調整できるものでないこと。
(2)調節可能部分はすべてしっかりと固定され、ラウンド中に緩むことの合理的な可能性がないこと。
(3)調整後のすべての形状が規則に適合すること。
正規のラウンド中、クラブの性能は調節やその他の方法によって故意に変更されてはならない。」
*規則の範囲内ならば調整機能をもつことができる。
(今のところ重量、角度だけ。長さ調整ができるものでは裁定で認められたものはない)
*調整機能を使用した後の状態でも規則に反しないことが条件。
*ラウンド中に調整機能やその他の方法によって故意に変更してはならない。
長さ
「クラブの全長は18インチ(0.457メートル)以上でなければならず、
パターを除いては48インチ(1.219メートル)を超えてはならない。」
「ウッドとアイアンの長さの測定はクラブを水平に置き、ソールを角度60度の面に当てて行われる。
クラブの長さは(二つの面の交差点からグリップの上端までの距離)と定義されている。」
「パターの長さの測定はグリップの上端からクラブのソールまでをシャフト軸線(またはその真っ直ぐな延長線)に沿って測る。」
*クラブの長さは18インチ~48インチまでである。(パターは今のところ例外)
*測り方はそれぞれ決まっている。(各メーカー毎では異なるのが現状)
アライメント
「通常のアドレスポイントをとってクラブを置いたときに、シャフトは次のようになるように整えなければならない。
(1)トーとヒールを貫く鉛直面へのシャフトの真っ直ぐな部分の投影は、
その鉛直線に対し10度以上なければならない。
クラブの全般的なデザインが、プレーヤーがそのクラブを垂直に、あるいは垂直に近い位置で効果的に使用できるようなものである場合、シャフトの真っ直ぐな部分の投影はその鉛直線に対し25度以上はあることが求められることがある。
(2)意図するプレーの線に沿った鉛直面へのシャフトの真っ直ぐな部分の投影は、鉛直線に対し前方に20度以下、後方に10度以下でなければならない。
パターを除き、クラブのすべてのヒール部分は、シャフトの真っ直ぐな部分の軸線と意図するプレーの線(水平方向)を含む面から0.625インチ(15.88ミリメートル)以内に収まらなければならない。」
*すべてのクラブのライ角は80度未満でなければならない。
*長尺パターのように垂直または垂直に近い状態で使用できるクラブの場合は、
ライ角が75度未満でなければならないことがある。
*フェース面に対しては前方に20度、後方に10度以上傾けてはいけない。
(ロフト角とは異なる)
*パター以外のすべてのクラブのヒール部分は必要以上(シャフト軸線から0.625インチ以上)に出っ張ってはいけない。
以上がクラブの定義とデザインの「クラブ」的な部分です。
この後にも「シャフト」前回書いた「グリップ」「クラブヘッド」「クラブフェース」に分けて記載されています。
グリップについては前回書いたので、次回は「シャフト」「クラブヘッド」「クラブフェース」について書きます。
いつも書いていますが、レジャーで楽しんでいるだけだからルールなんて詳しく知らなくても良いと思う方は読まないで欲しいしコメントも拒否します。
自分さえ良ければ良いですか?
いつもラウンドしている方も同じ嗜好ですか?
競技に出なければルールは関係ないのですか?
ゴルフには審判がいません、と言うか自分自身が審判です。
(審判と言う表現が適切かどうかは分かりません)
「公正の理念」と言うのがゴルフルールの念頭にあります。
正しい処置や解釈がなされるのが当たり前という意味だと思います。
すべての人がルールによって公平にプレーできることが重要です。
ルールブックをすべて読み、すべて暗記して、すべての状況において正しい処置を、
プレーヤー全員が出来れば問題ないのですがそう上手くはいかないのが現状です。
ほかの球技でも同様のことが言えますが、
第三者的立場の「審判」がいる事がゴルフともっとも異なる点です。
自分がスムーズにプレーするためにも、同伴競技者に不愉快な思いをさせないためにも、
ルールは少しずつ覚えておくべきと考えます。
同伴の経験者に甘えてプレーするだけではなく、
自分でパーティをコントロールできるようになるともっと楽しいものです。
恥をかきたくないのが日本人の文化と言われています。
恥をかきたくなかったら勉強しましょう。
恥を書きたくなかったら練習しましょう。
恥をかきたくなかったら習いましょう。
恥をかきたくなかったら聞きましょう。
それでも恥をかきたくなかったらゴルフをやめましょう。
ゴルフで恥をかいたって命はとられません。
楽しむために恥をかきながら上達しましょう。
100回を切れないから人間的に劣っている訳ではありません。
100回を切れないから楽しめない訳ではありません。
楽しみ方は人それぞれです。
しかしながら、ルールは一つです。
規則を破るのは簡単です。
でも守るのは難しいものです。
あなたは破りますか?守りますか?
今回は一番堅い内容になってしまいました。
しかしながら非常に重要な内容ですのできちんと理解して覚えて頂きたいと思います。
*間違えていたり、誤解している部分があればご指摘お願い致します。
タカアキラ
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