今朝「めざましTV」を観ていたら知人が出ていたので迷惑も顧みずにメールしてしまいました、タカアキラです。
ゴルフ用品学・グリップ編に引き続き「握り繋がり」で、
グローブ編です。
初中級と中上級に分けてアップします。
グローブに関する規則もあります。
「プレーヤーがクラブを握る援助となる手袋をはめることができる。
ただし、手袋は単純(plain)でなければならない。」
複雑じゃダメなんですね。
「単純な手袋は下記のようでなければならない。
*各指のための別個の覆いあるいは開放部(穴)と共に、
ぴったり合うように仕立てられた手の覆いからなる。
*手のひらと指の握る面の全体がスムーズな素材で作られている。」
「単純な手袋は下記のものを組み込んではならない。
*その主要な目的が詰め物(padding)を備えたり、
詰め物の効果を持たせるための握る面や手袋の内部への素材。
詰め物とは、付け加えられた素材を持たない隣接する部分よりも
0.025インチ(0.635ミリメートル)を超える厚みを持つ手袋素材の部分と定義される。
{注}詰めものの定義(上記参照)の範疇を超えないことを条件として、
耐摩耗性、吸湿性、その他の機能性のために素材を付け加えることができる。
*クラブが滑るのを防ぐための援助となる、あるいはクラブに手を取り付けるためのストラップ。
*指と指とを結び付ける手段。
*グリップの表面素材と粘着(付着)する手袋の表面素材。
*視覚的な援助を除き、プレーヤーが手をグリップの一貫した位置に、
および/または特定の位置に置けるようにデザインされた機構。
*プレーヤーがストロークをする上で援助となる重り。
*(手とグリップの)結合部分の動きを制限するかもしれない機構。
*その他、ストロークをしたりプレーする上でプレーヤーの援助となるかもしれない機構。」
よくこれだけ難しい表現で規定出来るよね・・・。
自分なりに解釈してみます。
*ゴルフでは手袋をしても良い。
*ゴルフでは手袋をしなくても良い。
*手袋は単純でなければならない。
*手袋には何も貼り付けてはならない。
*詰め物は基本的にはNGだが、厚みが0.025インチを超えないもので、
耐摩耗性や吸湿性、その他の機能のための素材の追加はできる。
*手袋は必要以上にブカブカではいけない。
*重さや厚みの規定はないが、プレーの援助になるような状態ではいけない。
*グリップと手袋の間に粘着性や付着物があってはいけない。
*グリップと手袋、指と指を結び付けるような状態はいけない。
*手袋の状態でなくても、別個に独立したもので単純な素材であれば「指サック」的なものでも良い。
少しは分かりやすくなりましたか?
知らないよりは知っていた方が良いです。
難しい事は分からないと言うならば、ゴルフメーカーが発売しているものを購入していれば問題ありません。
特に大型ゴルフ専門店で販売されているものは大丈夫です。
万が一上記の規定に触れているならば必ず表記されています。
「このグローブは一部の競技では使用出来ません」とかね。
グローブに関してはほとんどの方が「違反」している事はないはずですから、
予備知識として覚えておいて欲しいです。
問題はグローブのサイズです。
女性用だと「17cm~22cm」
男性用だと「21cm~27cm」
これが一般的に発売されているサイズ範囲でしょう。
どのメーカーでも同じではなく、各メーカー・各モデル毎に形が異なります。
指が細くて長いモデル。
指が太くて短いモデル。
ブランドで選びがちですが、きちんとフィットしたモデルを探して欲しいです。
下記がサイズの測り方。

手のひらまわりがグローブサイズです。
ちなみに上記画像は自分(身長180cm・体重75kg)の左手ですが、約22.3cmです。
普段の練習でもラウンドでもグローブをしない派ですが、
購入するなら「22cm」を選びます。
実際に握手をすると分かりやすいのですが、自分よりも大きな手の人はそうはいません。
恐らく一般男性の平均的なグローブサイズは、「19cm~23cm」でしょう。
一般女性の平均は「16cm~20cm」でしょう。
前出のメーカーから発売されているサイズと異なる事が分かります。
ほとんどの方が大き過ぎるグローブを使用していると警鐘を鳴らしたいことろです。
21cm~6cmまでのグローブが並んでいるとちょうど真ん中のサイズが23cmと24cmです。
自分は普通の人よりも少し大きめなはずだから24cmと決め付けて購入してしまう人が多いのです。
ゴルフを始めた頃は自分もそうでしたから・・・。
ブカブカが好みでグローブを使用している人はそれでも良いのですが、
前出の規定にもあるように「ぴったりと合うように仕立てられた・・・」です。
あまりブカブカなのは後述しますがプレーにも悪影響なので注意して下さい。
これくらい手のひらが「パン!」と張った状態が好ましいです。
グローブの上からでも手相が分かりそうな状態です。
スポッと装着出来るものは大きいと判断した方が良いです。
新品の時にははめるのが大変なくらいのサイズが良いのです。
羊革でも合皮でも使用していると伸びてきて大きくなってしまうものです。
グローブをはめたらグリップする形にしてからマジックテープをしましょう。
マーク部分全体がぴったりと張り合わなくてもOKです。
むしろぴったりではない方が良いくらいです。
前出した通り、使用していると伸びてしまうからです。
手のひらを開いたままマジックテープをしてしまうと、
グリップをした時にナックル部分に張りを感じてしまいグローブが小さいと錯覚してしまいます。
仮にそのままグリップしてスイングすると余計なテンション(張り)のためにグローブが早く磨耗したり、破けたりする可能性が高くなります。
こんな状態では以下のようなデメリットが発生しやすいです。
*しわによるグローブの破れ。
*しわによるマメ。
*しわによるグリップの滑り。
*しわによるグリップの緩み。
*余計な部分にマメが出来る。
*力み。
好みも大切ですがぴったりしたグローブで快適なラウンド&練習をしましょう。
もちろんグローブを着用しないのも「エコ」で良いですね。
それには前回アップした「グリップ」が自分に合ったものになっていればこそです。
太さや硬さが適正であれば自分と同じように「ノーグローブ」もアリですよ。
最後に・・・
グローブの役割について。
*グリップ力の補助。
*手のひらの保護。
保温や保湿は機能外だと思っています。
二つの役割を適正に担ってもらうためにも、適正にグローブ選びをして欲しいと思います。
次回はグローブ編・中上級です。
素材についてですので予習をお願い致します。
タカアキラ
ゴルフ用品学・グリップ編に引き続き「握り繋がり」で、
グローブ編です。
初中級と中上級に分けてアップします。
グローブに関する規則もあります。
「プレーヤーがクラブを握る援助となる手袋をはめることができる。
ただし、手袋は単純(plain)でなければならない。」
複雑じゃダメなんですね。
「単純な手袋は下記のようでなければならない。
*各指のための別個の覆いあるいは開放部(穴)と共に、
ぴったり合うように仕立てられた手の覆いからなる。
*手のひらと指の握る面の全体がスムーズな素材で作られている。」
「単純な手袋は下記のものを組み込んではならない。
*その主要な目的が詰め物(padding)を備えたり、
詰め物の効果を持たせるための握る面や手袋の内部への素材。
詰め物とは、付け加えられた素材を持たない隣接する部分よりも
0.025インチ(0.635ミリメートル)を超える厚みを持つ手袋素材の部分と定義される。
{注}詰めものの定義(上記参照)の範疇を超えないことを条件として、
耐摩耗性、吸湿性、その他の機能性のために素材を付け加えることができる。
*クラブが滑るのを防ぐための援助となる、あるいはクラブに手を取り付けるためのストラップ。
*指と指とを結び付ける手段。
*グリップの表面素材と粘着(付着)する手袋の表面素材。
*視覚的な援助を除き、プレーヤーが手をグリップの一貫した位置に、
および/または特定の位置に置けるようにデザインされた機構。
*プレーヤーがストロークをする上で援助となる重り。
*(手とグリップの)結合部分の動きを制限するかもしれない機構。
*その他、ストロークをしたりプレーする上でプレーヤーの援助となるかもしれない機構。」
よくこれだけ難しい表現で規定出来るよね・・・。
自分なりに解釈してみます。
*ゴルフでは手袋をしても良い。
*ゴルフでは手袋をしなくても良い。
*手袋は単純でなければならない。
*手袋には何も貼り付けてはならない。
*詰め物は基本的にはNGだが、厚みが0.025インチを超えないもので、
耐摩耗性や吸湿性、その他の機能のための素材の追加はできる。
*手袋は必要以上にブカブカではいけない。
*重さや厚みの規定はないが、プレーの援助になるような状態ではいけない。
*グリップと手袋の間に粘着性や付着物があってはいけない。
*グリップと手袋、指と指を結び付けるような状態はいけない。
*手袋の状態でなくても、別個に独立したもので単純な素材であれば「指サック」的なものでも良い。
少しは分かりやすくなりましたか?
知らないよりは知っていた方が良いです。
難しい事は分からないと言うならば、ゴルフメーカーが発売しているものを購入していれば問題ありません。
特に大型ゴルフ専門店で販売されているものは大丈夫です。
万が一上記の規定に触れているならば必ず表記されています。
「このグローブは一部の競技では使用出来ません」とかね。
グローブに関してはほとんどの方が「違反」している事はないはずですから、
予備知識として覚えておいて欲しいです。
問題はグローブのサイズです。
女性用だと「17cm~22cm」
男性用だと「21cm~27cm」
これが一般的に発売されているサイズ範囲でしょう。
どのメーカーでも同じではなく、各メーカー・各モデル毎に形が異なります。
指が細くて長いモデル。
指が太くて短いモデル。
ブランドで選びがちですが、きちんとフィットしたモデルを探して欲しいです。
下記がサイズの測り方。

手のひらまわりがグローブサイズです。
ちなみに上記画像は自分(身長180cm・体重75kg)の左手ですが、約22.3cmです。
普段の練習でもラウンドでもグローブをしない派ですが、
購入するなら「22cm」を選びます。
実際に握手をすると分かりやすいのですが、自分よりも大きな手の人はそうはいません。
恐らく一般男性の平均的なグローブサイズは、「19cm~23cm」でしょう。
一般女性の平均は「16cm~20cm」でしょう。
前出のメーカーから発売されているサイズと異なる事が分かります。
ほとんどの方が大き過ぎるグローブを使用していると警鐘を鳴らしたいことろです。
21cm~6cmまでのグローブが並んでいるとちょうど真ん中のサイズが23cmと24cmです。
自分は普通の人よりも少し大きめなはずだから24cmと決め付けて購入してしまう人が多いのです。
ゴルフを始めた頃は自分もそうでしたから・・・。
ブカブカが好みでグローブを使用している人はそれでも良いのですが、
前出の規定にもあるように「ぴったりと合うように仕立てられた・・・」です。
あまりブカブカなのは後述しますがプレーにも悪影響なので注意して下さい。

これくらい手のひらが「パン!」と張った状態が好ましいです。
グローブの上からでも手相が分かりそうな状態です。
スポッと装着出来るものは大きいと判断した方が良いです。
新品の時にははめるのが大変なくらいのサイズが良いのです。
羊革でも合皮でも使用していると伸びてきて大きくなってしまうものです。

グローブをはめたらグリップする形にしてからマジックテープをしましょう。
マーク部分全体がぴったりと張り合わなくてもOKです。
むしろぴったりではない方が良いくらいです。
前出した通り、使用していると伸びてしまうからです。
手のひらを開いたままマジックテープをしてしまうと、
グリップをした時にナックル部分に張りを感じてしまいグローブが小さいと錯覚してしまいます。
仮にそのままグリップしてスイングすると余計なテンション(張り)のためにグローブが早く磨耗したり、破けたりする可能性が高くなります。

こんな状態では以下のようなデメリットが発生しやすいです。
*しわによるグローブの破れ。
*しわによるマメ。
*しわによるグリップの滑り。
*しわによるグリップの緩み。
*余計な部分にマメが出来る。
*力み。
好みも大切ですがぴったりしたグローブで快適なラウンド&練習をしましょう。
もちろんグローブを着用しないのも「エコ」で良いですね。
それには前回アップした「グリップ」が自分に合ったものになっていればこそです。
太さや硬さが適正であれば自分と同じように「ノーグローブ」もアリですよ。
最後に・・・
グローブの役割について。
*グリップ力の補助。
*手のひらの保護。
保温や保湿は機能外だと思っています。
二つの役割を適正に担ってもらうためにも、適正にグローブ選びをして欲しいと思います。
次回はグローブ編・中上級です。
素材についてですので予習をお願い致します。
タカアキラ