明日のお昼御飯は何にしようか今から悩んでいます、タカアキラです。









2012年

最初の記事♪

「クラブ調整の限界」

どこまでも調整出来ると思っている方がいそうなので、限界について書きます。


カーボンシャフトのリシャフトは1回が限度です。

残念ながら一回抜くと30%以上パフォーマンスが落ちると言われています。

見た事がある方は知っていると思いますが、リシャフト時にはドライヤーのお化けみたいな「ヒートガン」でネック部分を熱します。

熱量はなんと!

「650℃」(ステップアップ使用ヒートガン表示)

カーボンシャフトは炭素繊維を何層にも巻き付けて炉で焼いて作ります。

その際接着剤も使用するのですが、リシャフト時に再び熱する事でカーボンシート(炭素繊維)がバラバラに剥がれてしまうためシャフトとしての強度が極端におちてしまうのです。

2回目以降の使用については個人の責任で加工依頼して下さい(^^)


ちなみにプロゴルファーのドライバーショット時にシャフト先端にかかる負荷は「5~6トン」と言われています。

女性やジュニアでも相当の負荷がかかっている事は明らかです。


気をつけて下さい(^^)



今回はもう1つ♪

「アイアンのロフト&ライ角にも限度がある」

メーカーのカタログには2度までと書かれている事が多いです。

でもね1つの方向にならば結構いけるんですよ♪

最高5度位はライ角を曲げた事があります(^^)

ロフト角は4度位までしか曲がらないんです。

ロフト角を立てるとグースネックになります。

アップライトにしてもグースネックに見えます。


どちらに曲げても反対方向に曲げると折れやすくなるのは明らかです。

針金ってグニグニしていると折れるでしょ?
あれと同じ原理です。


ロフト&ライ角調整を依頼する場合は、いきなり1度以上曲げる事は勧めません。

調整する人が依頼者のスイングを熟知している場合は別です。

0.5度曲げただけでも相当変化がありますから一度お試し下さい(^^)



新年だからもう1つ行こうかな♪

「重量調整の限度」

ヘッドやシャフト、グリップにトータルで付けられる鉛の限界重量は何gでしょうか?

基準や正解はありませんし、人それぞれの感じ方がありますが、クラフトマンとしての経験から「20g」を限度としています。

これ以上付けるとシャフトが折れやすくなります。

例えば「こーぢさん」の場合。

60g台の重量のシャフトを使用中だが、最低でも70g以上のシャフトを勧めました。

しかし、シャフトやヘッドに10gの鉛を貼り付けて帳尻を合わせてもダメなんです(T-T)

シャフトが軟らかくなってしまい、重量やバランス以上に重く感じてしまうのです。

これは試した人しか分からないでしょうね(^^;

感じ方ではなく、絶対値と言っても過言ではありません。

信じられない方はどうぞお試し下さい(^^)

でもね!

20g以上貼ったら折れちゃうかもしれませんから気をつけて下さいね(^^)d



お店に来てくれたり、練習会に参加してくれたら実感&体感させてあげますよ♪


1gの違い、0.5度の違いはほとんどの方が実感出来ます(^^)v


謙遜するのは自由ですが、ゴルフの上達の妨げになり兼ねません。


感覚は重要です♪

磨くのも錆び付かせるのもあなた次第♪



「錆び付かせますか?」

「磨きますか?」


タカアキラ


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