

今日の昼食は「冷やし坦々麺」でした、タカアキラです。
ほとんど毎日グリップ交換をしておりますが、
お客様のほとんどは何も考えていません。
グリップ選びの注意ポイント初級編
*バックラインの有無
*ラバーかコードか
以上2点です。
何のこっちゃ分からない方はご自分で調べて下さい。
これくらい分からないとチューンナップについていけません。
良いクラフトマンに出会いたいと思って頂けるのは大変嬉しいのですが、
何でも分かってあげて何でもやってあげる訳ではありませんからね。
クラフトマンとは「下僕」ではありません。
「彼氏」や「旦那様」でもありません。
ご機嫌取りでもありませんからワガママは何でも通る訳ではありません。
前出した2点だけでは自分に合ったグリップ交換にはなりません。
ここからが重要!!! 中級編
*太さはどうするのか
*重さはどうするのか
*カラーはどうするのか
*統一か分けるか
意味分からないですよね(^^;
まず「太さ」
どれも同じだと思っている方がどれだけ多い事か・・・。
男性用と女性用しかないと思っている。
サイズ表示はグリップ内径(56とか60とか)
反対を言えばシャフト外径なのですよ。
例えば「ダイナミックゴールド」と「NS950GH」に同じグリップを挿したら、
グリップの外径は異なります。
「NS950GH」の方が太くなります。
理由は「NS950GH」の方がシャフトが太いからです。
今までと同じグリップに交換してもらっても下巻きテープの厚みが変われば太さも変わります。
交換してもらうお店は統一して任せるか、ご自分で指定出来るようにしましょう。
次に「重さ」
これが結構厄介かもしれません。
やはりどれでも同じと思っている方が多い・・・。
一般的なグリップ重量は50g前後です。
市販品の平均を出すとこれくらいです。
では純正グリップの重量はどうでしょう?
XXIOの男性用純正グリップはカタログ表記で「45g」
XXIOの女性用純正グリップはカタログ表記で「39g」
グリップ側の重量が「5g」変わるとバランスが約1ポイント変わる事を考えると、
XXIOのグリップ交換では一般的な50gのグリップに交換するだけで、
男性用では「1ポイント」女性用では「2ポイント」バランスが軽くなってしまうのです。
これでは交換前と交換後ではスイングのタイミングが変わってしまう事が分かると思います。
どれが自分に合った太さなのか分からない方はいろいろなクラブを握りまくって欲しいです。
きっと好みのシックリとした太さが分かると思いますよ。
最後に「カラーと統一感」
カラーはご自由にどうぞ。
種類が同じならば基本的な性能は変わりませんから。
ただし心理的にはカラーは影響しますので注意が必要です。
詳しくはカラーコ-ディネーター、心理学士、もしくは自分にお聞き下さい。
ちなみに自分の好みと現在のグリップ状況は・・・
ドライバー・・・ゴルフプライド・VDR・ネイビー・バックライン有り、2巻き
W#3&5・・・ゴルフプライド・VDR・ネイビー・バックライン有り、2巻き
I#3~PW・・・ゴルフプライド・VDR・ネイビー・バックライン有り、2巻き
AW・・・ラムキン・N-DUR・WHT/BLUバックライン無し
SW・・・ラムキン・N-DUR・WHT/REDバックライン無し
PT・・・ラムキン・エッジドパドルラバー・下巻き特殊加工
全体的に太めにしたいのでシャフトを考慮して2巻きが多いです。
ウェッジはグリップ自体が元々太いものをチョイスしたので1巻き。
AWとSWでカラーを変えているのはグリーン周りで間違えないようにする為です。
ちなみにソケットも色違いにしてあります♪
パターの特殊巻き加工はここでは書きません。
ご来店の上交換をご依頼の方のみ公開致します。
グリップ交換はチューンナップの基本中の基本。
初歩的な調整ではありますが、非常に重要な調整でもあります。
まずはここから工房デビューするのはいかがでしょうか?
グリップ交換を疎かにしている工房は工房ではありません。
どんどん質問して納得のグリップ交換を楽しんで欲しいと思います。
ステップアップでは相談は無料です。
グリップの特徴も1本1本ご説明致します。
ですからお勧め出来るものしか展示していませんし、在庫も持ちません。
作業時間は1本1分程度。
セットでも1時間あれば完了致します。
しかもグリップ交換液を使用せずホワイトガソリンで交換しますので、
交換後10分程度で使用出来ます。
(下巻きのテープが古くて取り難い場合のみ、お預かりする時があります)
メッセージして頂ければ現在ご使用中のグリップの重量をお調べ致します。
詳しいモデル名もしくは画像を送って下さい。
タカアキラ