【はいからさんが通る】というマンガをご存じでしょうか。

1975年から連載され、1978年から一年間アニメ化もされました。

1987年には南野陽子さん主演で実写化映画も制作されてます。

相手役は阿部寛さんですよ。確かデビュー作では?

 

2017年には作者の大和和紀さんの50周年を記念して劇場アニメが上映されています。

2017年版の少尉。かわいらしい・・・

イケメン高校生の学園物みたいなw

原作もだけど、こんな軍人さんはあり得ない、、

 

1978年のバージョンをリアルタイムで観ていたとしたら、結構な記憶力なんですけど、何年かに一回ペースでアニメの再放送もされていました。

わたしはこのアニメの大ファンでして、コミックもいまだに大切に持っていますし、再放送アニメも観ていました。

当時はビデオデッキも我が家にはなくて、音声だけカセットテープに録音して聞いたりもしていました。生活音が入りまくりのひどい音声ですw

 

コミックでは全7巻なんですけど、アニメでは4巻あたりの内容でいつも不自然に終わってしまいます。なんでなんだろう・・・ってずっと不思議だったのですが、視聴率がイマイチで打ち切りになったとのことです。

そうだったのか笑い泣きと知ったのはずいぶん後になってからです。

 

このマンガの舞台は大正時代で、主人公でお転婆17歳の紅緒(べにお)と、華族出身の軍人でドイツ人の母と日本人の父を持つ伊集院忍(いじゅういんしのぶ)少尉との恋愛ストーリーです。

阿部寛さんに、ドイツとのハーフ要素はないですが、、、

のちにテルマエロマエで古代ローマ人は演じられて当たり役にはなりますねw


大正時代の話で、フィアンセが軍人なのでロシア革命の関係でシベリアに出兵する話も出てきます。

 

少尉の父親は留学中のドイツで母エリナと知り合い、忍が生まれますが、日本の両親が結婚に反対して別れさせられます。

母は国に帰り、その後ロシアのミハイロフ侯爵と再婚してサーシャという息子が生まれます。

 

サーシャは皇帝(ツァーリ)の側近という設定です。

ツァーリ一家(ニコライ2世ですよね)を亡命させようと画策しますが失敗。

自身も家族と革命軍の追手から逃げる途中に銃殺されてしまうんです。←もちろん架空の話

 

一方、忍もロシア出兵を命じられます。

そして部下に向かって言います。

「みんな、これは日本の為の戦いではない。単なる介入戦争だ。生きて日本に帰るために戦うんだ。絶対に犬死はするな。」

そして、ロシアのコサック部隊に攻撃されて重傷を負います。

 

日露戦争の辺りの話と言えば、司馬遼太郎さんの【坂の上の雲】も分かりやすいです。

ドラマ化もしましたねぇ。

え?2009年?あせる13年も前なのか。

40年以上前のマンガの話しといてなんだけど、びっくりしたよ。

また阿部寛さんがいるよ。軍服が似合いすぎなんですよね。

 

2021年の大河ドラマ≪青天を衝け≫では、主人公が長寿でいつの時代でも中心人物であり続けた渋沢栄一さんだったので、当時の時代の流れが大変分かりやすかったです。

ロシアはそんなに関わってきませんでしたが。

 

今年はまた鎌倉時代が舞台になります。

時代がだいぶと昔に戻りますね。戦国時代ってわたしはあまり興味がないので観るか分かりませんが、大河ドラマの知識って後から結構役に立つのは確かです。