中学の時の持ち物検査と言えば、前提が「なんか要らんもの所有してないか~!!」というなまはげ的な突撃検査でした。
今はどうだか知らないですが、先生が懸念してる物、第一位はタバコで、その後はマンガだの整髪料だの、お菓子だのというものでした。
逆に、今どきの中学生男子はタバコなんて吸わないのかもしれないです。
小学生の頃の持ち物検査はと言うと、ハンカチ・ティッシュを持ってるかと、爪をきれいに切っているかの点検でした。
これは結構厳しくて、爪が伸びていたりすると保健室で切ってらっしゃい!と促されるくらいでした。
子どもの頃は、親に切ってもらったりしていたので、「自分で切ってこい」と言われた時には内心「うわ~どうしよう・・・」とうろたえました。だって、保健室の爪切りはおとな用の大きいやつだったからです
例えが小さすぎますが、こんなピーンチ!って時に成長したりするわけです。
爪に関しては、この刷り込みがあるもんですから大人になっても伸ばすという選択肢を選ばずに来ました。
反発心から、大人になったら完全にネイル派を選ぶ人と、わたしみたいに選ばない人に分かれます。
素敵なネイルをしているのをみると「キレイ・・・」と思ったりする気持ちはあります。
ガラス細工を鑑賞するような感覚です。
今では、男性だって爪をきれいに磨く時代です。中にはネイルを塗ってる人もいるそうですね。
男は水洗顔で十分。化粧水??そんなもん要らん。女子じゃあるまいし!!とか決めつけていた古い世代の男性像を押し付ける勢力がやっと世の中から数を減らしつつあるようです。
よかったね、オシャレ男子
華美イコール不良の始まりという固定概念の環境が充満していた中高生時代は、今となれば笑い話ですが、圧迫の時代でもあります。特にオシャレが大好きな人たちにとっては。
普段はネイルなどはしませんが、ある時すごく悲しいことがあって落ち込んだ時期がありました。そんな時に浮上するための方法はひとそれぞれ色々と違うと思いますが、なぜかその時にわたしはネイルを選んでみました。
自分の爪をピッカピカにしてきれいに色を塗りました。
すると、ピカーッと心に光が差すような体験をしました。もともとキレイなものや可愛いものを見ると癒されるからかもしれませんが。
実体験として、侮れんなネイルとはと思ったのでご紹介しておきます。