補助なし自転車に挑戦しだすのって早い子は幼稚園、遅い子は小学校低学年ってとこでしょうか。
わたしは、もちろん遅い子でした。
運動がとにかく好きじゃないのでw
練習の王道と言えば、親が後ろで押さえてくれてて
「とにかく漕ぎまくれ~止まるな~」と言われながらのやつですよね。
このイラスト↓は、ほのぼの感漂ってますけど・・・
親は腰を痛め、子どもは途中で転んで痛いのと、なかなか出来ずに歯がゆくて泣く。
そんな特訓の数日を乗り越えて、ある日バランスが取れるようになって・・・
あ‼ 乗れてるじゃん!!という感動の日を迎えます。
・・・というもんだと信じていました。
自分がそうだったので。
ところが、自分が特訓をしてからウン十年後にテレビで観たのは、あの昭和の練習風景ではありませんでした。
最初は、ペダルそのものを外しちゃいましょう。
ええっ!! 死に物狂いで漕げと言われたペダルを??なぜ??
ペタルなしの自転車にまたがって、まずはバランス感覚を身体に覚えこませるのだそうです。
もともとペダルがないホビーバイクってもんがあるそうな。
足で地面を蹴ってバランスを取る。すぐに足が付くから怖さ半減。
バランスのとり方が身についてから、ペダルを装着。するとずっと早く乗れるようになるんだって。
まあ、人によりますがw でも恐怖心が減るのはいいよね。
この番組を観て思ったのは、
もっと早く教えてくれよ~と
いうことではなく、
ポイントを押さえないで根性だけで取り組むことは無駄が多い
ということです。
もう、それに尽きる。
勉強もそう。それに尽きる。
何故、大多数の人は根性が好きなんだろうなぁ。
いや、好きじゃないのかもしれないが、その方法しか知らんのかもしれないなと思います。
楽しくなるように工夫したらいいのにと思う事しばしば。
キライだからやりたくないのに
「キライでもやらなきゃならないことがある」とか
「何回もやっていたら好きになる」とか
「我慢も必要だ」とか
「大人になって困る」とか
もっともらしいことばかり並べ立てて楽しくなる方法を教えない大人。
本当にそんなことばかり言うのやめてくれませんかねって思うよ。
楽しくなる方法を考える努力を怠ってるのを棚に上げて、それを隠して正論ぽいことをやかましく言ったって、時間の無駄だぞ。