こんにちは。

 

音楽を通して幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。

 

 

 

9月に入り

 

運動会開催に向け練習されている園もあるかと思います。

 

 

特に年長でマーチングに取り組んでいらっしゃる園は

 

より細かい部分の練習が行われるのではないでしょうか?

 

 

 

Stepが保育の現場で

 

先生方がマーチングや合奏を指導されている様子を観て

 

共通して感じる事は

 

 

”子ども達が先生のイメージ通りに出来ていない原因の理解不足”

 

 

なのです。

 

 

 

 

これは個人的には

 

病院でドクターが診察し

 

病気を治す為に治療方法を決め

 

患者さんが治療に取り組み病気を治す

 

という流れと

 

とても似ている感覚があります。

 

 

その流れをフローで考えると

 

 

①患者さんの問診

 

(診察室でのやり取りだけでなく患者さんのバックグラウンドを把握する)

 

②問診・症状・検査の結果から患者さんにマッチした治療方針を決める

 

(年齢・体調・仕事などから出来る治療法を決める)

 

③治療中の経過観察を行い

 患者さんの様子から治療方法の変更が必要であれば変更する

 

 

④投薬や治療・リハビリ後の様子を診て

 当初のイメージ通りに治癒している状態を確認

 

 

・・・といった感じです。

 

 

 

これはマーチングや合奏の指導にも

 

当てはまるのです。

 

 

具体的に考えてみましょう。

 

 

①先生方が園児に下ろした演技・演奏を観て

 

 イメージ通りに出来ていない部分をリストアップ

 

 

②リストアップした演技・演奏を行う園児の

 

 体力・理解度・集中力にマッチした練習方法を考える

 

 

③ ②で考えた練習方法や説明・声掛けで

 

 あまり園児に変化を感じなければ

 

 練習方法や説明・声掛けを変える

 

 

④ 先生方が声掛けしたり、一緒にやらなくても

 

 園児が理解し自分で考えながら取り組んでいる状態を確認

 

 

以上です。

 

(学年・クラス・個々の園児の様子を熟慮し

 選曲・アレンジ・コンテンツ(表現内容)を考え、パート割を決めている事が大前提です)

 

 

いかがでしょうか・・・?

 

 

 

 

始めの方で

 

 

”子ども達が先生のイメージ通りに出来ていない原因の理解不足”

 

を感じる機会が多いとお話しましたが

 

 

この①〜④の流れで言うと

 

 

 

 

②リストアップした演技・演奏を行う園児の

 

 体力・理解度・集中力にマッチした練習方法を考える

 

 

 

 

という部分でのつまづきを感じる事が多いのです。

 

 

よく

 

”子どもの目線で考える”

 

と言われますが

 

保育の中でのどんな活動にしても

 

 

子ども達が

 

 

 

どこを理解していないのか?

 

 

何を難しく感じるのか?

 

 

 

を考え理解するという意味に捉えても良いほど

 

”子どもの目線で考える”事は

 

とても大切です。

 

 

例として例えた治療のフローで考えると

 

 

②問診・症状・検査の結果から患者さんにマッチした治療方針を決める

 

と同じプロセスです。

 

 

ここで

 

もし

 

ドクターが誤診をしたり

 

処方を誤ってしまうと

 

患者さんは大変な状況になってしまいます。

 

 

園での指導も

 

先生方も様々な経験値の中で

 

指導されていると思いますが

 

 

個人的な感覚だけに頼らず

 

まずは”子ども”を知り

 

子ども達にとって

 

より効果的な方法を考える事が必要です。

 

 

幼児は集中する時間も短い為

 

年齢を配慮した創意工夫も不可欠なので

 

効果的・効率的で楽しい練習方法や声掛けが理想です。

 

 

その為には

 

子ども達の前に立つ前の

 

事前の勉強もとても重要です。

 

 

 

そして

 

 

③ ②で考えた練習方法や説明・声掛けで

 

 あまり園児に変化を感じなければ

 

 練習方法や説明・声掛けを変える

 

 

これも

 

 

②リストアップした演技・演奏を行う園児の

 

 体力・理解度・集中力にマッチした練習方法を考える

 

 

 

何度同じ練習をしても

 

変化が見られない場合や

 

子ども達のマインドが課題から離れそうな時は

 

 

先生自身が思考を切り替えて

 

もう一度

 

前の段階に戻り

 

練習方法を模索する必要があります。

 

 

ここで大切なのは

 

出来ない事を理解させないまま

 

何度も繰り返し取り組ませない事です。

 

 

あまり先生が悪い意味で執着せず

 

子ども達に理解させる段階に戻る勇気が必要です。

 

 

 

目で観る動きや聴こえる声から

 

「違う」

 

「ズレている」

 

という事は無資格者でも分かる事です。

 

 

先生方は子どもについて学んでいる

 

有資格者です。

 

 

先生自身の中で

 

子どもについての基本や

 

これまで学んだ事をフル活動して

 

 

子ども目線で

 

子ども達に寄り添いながら

 

本番までの活動を進めていただけたらと思います。

 

 

私自身も含め

 

教育や人に関わる仕事は

 

常に学び考え試行錯誤し続ける事は欠かせません。

 

 

スムーズにいかない時は

 

子ども達を観る事以上に

 

”ドクターの誤診の様な状況”になっていないか

 

先生自身の中も振り返ると

 

何か気づきがあるかもしれません。

 

 

 

 

最後になりますが

 

コロナ感染の状態により

 

敢えなく運動会を中止を決断せざるを得ない園もあります。

 

先生方もここまで様々な準備を進められていたのに

 

とても残念な状況になられている

 

先生方の心中をお察しします。

 

 

一日も早く子ども達が伸び伸びと生活出来る状況になることを

 

心から願うばかりです。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


明日もきっといい日になりますように

 

  

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