こんにちは。
音楽を通して幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。
二学期の運動会やマーチングに向け
今回は”回れ右”の指導法について
動画をupしました。
マーチングに取り組んでいない園でも
運動会では”回れ右”を行うこともあるかと思いますが
先生方はどのように教えていらっしゃるでしょうか・・・?
幼児のクラスや学年での集団指導をする場合
子ども達の視界や視点に配慮は必要ですが
子ども達が全員座り
先生が立って ”回れ右”の模範を示しても
半分以上の子ども達は先生の足元を見ることは出来ません。
子どもの感覚で離れて先生を見ると
”回れ右”は身体が後ろに向けることが一番大切だと
受け取るでしょう。
けれども
”回れ右”で一番大切なのは
足の動きです。
①右足を後方に引く
②身体の向きを反転し易い位置に右足を引く
この2つを理解していないと
スムーズに向きを変えることが出来ず
理解するのに時間がかかる子は
難しく感じてしまいます。
Stepの指導では
常に課題(タスク)を細かく分解し
一つ一つを分かり易く伝え
スモールステップで進めています。
先生方の指導法の育成でも
常に伝えていますが
子ども達がスムーズに出来ていない状況を観ていると
この課題(タスク)の分解が大まかなことが殆どです。
子ども達も腑に落ちていない状態で
「頑張れ!」 と声を掛けながら
何度も取り組んでいる場面も見掛けます。
子どもの場合
特に園児は
第一印象が大きく影響するので
どんな活動や課題であれ
難しく感じさせないよう
子ども目線に立った分かり易い伝え方が必要です。
Stepで初めて子ども達が
”回れ右”
を練習する時は
子ども達は全員座らせ
指導者はシューズを脱いで両手で持ち
壁を床に見立てて
一つ一つ 足の動きを止めながら見せ
まずは子ども達に足の動きのイメージを掴ませます。
子ども達が動くのはその後です。
参考までに
シューズを見せながらの説明は こんな感じです♪
↓
※短いのですが、今回の動画の中でも
実際にシューズを動かしている動画を観ることができます
幼児期は年長さんでも
左右が混乱する子もいるし
集団で練習すると
周りに意識や視線が行き
集注して考えることが難しい子もいます。
特に
”手” ではなく
脳から遠い
”足”を動かす動きの為
慌ててしまうと混乱してしまいます。
一つ ここでお伝えしたいことがあります。
Stepは
「”回れ右”を完璧に揃えたい」
なんて思っていません。
子ども達にとって分かり辛く
寄り添っていない伝え方で練習することで
「 必要以上に混乱したり
落ち込んだりする子が出来ないようにしたい 」
と思っています。
決して
子ども達の他者評価向上や
クオリティのレベルアップの為に
指導スキルを上げよう・・・とは
思っていません。
常に
子ども達が興味を持って
少し難しい課題でも
心身共に最後まで頑張ることが出来るよう
指示し 導く (指導) ことは
幼児期の指導や活動において
とても大切です。
そのためにも
私達は常に学び
創意工夫を続け
自分自身が
成長し続けなければいけないと考えています。
人格形成において
一番大切だと言われている
幼児期の心の成長のためにも
何事も楽しく 気分良く
取組める環境づくりを
心掛けていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
■幼稚園・保育園音楽指導サポートシステムStep
Facebookページ
⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆
◇幼稚園・保育園経営者様へ◇
講座は単発や複数回等、ご要望に合わせてご対応いたします。
お気軽にお問合せ下さい。
研修のご案内
★動画でStepについてや研修の様子をご覧下さい★
↓
Stepの研修を受けた先生方の声
お問合せ先
↓
幼稚園・保育園音楽指導サポートシステムStep
http://doremi-step.com/contact/
⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆