こんにちは。

 

音楽を通して幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。

 

 

幼稚園や保育園で

 

先生方にマーチングや合奏・歌 等の

 

子ども達の指導法について指導をする時

 

事前に先生と子ども達の様子を観るのですが

 

 

後に先生とお話しする際

 

「先生は子ども達の様子をどう感じているか?」

 

と尋ねると

 

 

先生方からは

 

「子ども達は理解している」

 

「子ども達には言っているけど出来ない」

 

「声を掛け、注意すれば出来る」

 

という声が返ってくる事が多いのです。

 

 

合わせて

 

「ここから どんな風に教えていけば良いか分からない」

 

という声もたくさんあります。

 

 

「言えばやれる」

 

 

「一緒にやり示してあげれば出来る」

 

 

という状況ですが

 

 

 

これは子ども達が

 

先生に言われた事に反応している状態で

 

 

 

間違えてもいいから

 

自分の頭で考え

 

行動や表現をしている状態ではありませんよね。

 

 

 

もちろん

 

子ども達が動きや表現を覚えてしまう迄のプロセスでは

 

先生がお手本を見せ

 

模倣する事も大切です。

 

 

 

例えば年長さんが

 

運動会のマーチングの練習を4月から始めると

 

一学期が終わる頃には

 

子ども達も動きは大体覚えてしまいます。

 

 

二学期からは

 

細かい部分の精度を上げていく指導に

 

切り替えていかなければいけません。

 

 

けれども

 

二学期に入っても

 

活動(練習)内容はあまり変わらず

 

全体を流して通す練習ばかり。

 

 

 

子ども達が演奏・表現している最中に

 

 

「もっと◯◯して〜!」

 

「さっきも言ったよ〜!」

 

 

と重ねて声を掛ける機会が増えていくケースがあります。

 

 

 

子ども達は本当に素直で

 

先生から言われた事を

 

子ども達なりに一生懸命やっているのですが

 

 

ずっと指示反応型で練習してきていると

 

理解するのに時間がかかる子ども達は

 

 

いつまで経っても

 

自分なりに理解し

 

自発的に演奏・表現する事が出来ません。

 

 

 

先生も本番が近づくと

 

子ども達に声を掛ける回数が増え

 

声も大きくなり

 

自分なりに理解出来ていない子ども達は

 

活動(練習)が楽しくなくなるし

 

場合によっては萎縮してしまいます。

 

 

子ども達も様々で

 

意欲的に燃えて取り組む子どももいれば

 

 

音楽が鳴れば反応し

 

これまで練習してきた動きをするも

 

繰り返しの練習で飽きてしまい

 

ぼんやりしながら取り組んでいる子もいます。

 

 

一方

 

先生方は本番に向けカウントダウン状態で

 

より良い状態へと熱量も上がってきます。

 

 

 

先生自身も

 

ゴールのイメージを持ちながら

 

今一歩 

 

子ども達をそこまでの状態に出来ない・・・

 

 

この先

 

どんな風に進めていけばいいのか

 

具体的な方策が分からない・・・

 

という状況です。

 

 

 

「因果関係」

 

 

という言葉がありますが

 

 

 

園児に関わらず

 

指導者の目の前の状態は

 

全て自分の指導の結果なのです。

 

 

「声を掛け、注意すれば出来る」

 

 

という状態は

 

 

 

違う表現をすれば

 

 

 

「理解が足りない」

 

 

「自立まで後一歩」

 

 

「集中するポイントが分かっていない」

 

 

 

ということかもしれません。

 

 

 

 

子ども目線や

 

子ども達の感覚に寄り添い

 

楽しく分かり易く説明し

 

その結果 子ども達が

 

 

「やってみよう!」

 

 

というモードになると

 

練習する度

 

徐々に上達し

 

楽しみながら活き活きと

 

表現出来るようになります。

 

 

 

Stepでは

 

こんな時

 

子ども達へのアプローチを変えます。

 

 

ほとんどの場合

 

・子ども達が表現する内容に楽しさや醍醐味を感じていない

 

・理解が足りていない

 

 

事が多い為

 

 

何も持たずパート別に分かれて座り

 

それぞれのパートで

 

子ども達に注意して欲しい点を

 

創意工夫して可視化して理解させたり

 

 

良い例・悪い例を演って見せ

 

クイズ形式で考えさせ

 

ゴールの姿を

 

全体で理解しイメージを共有します。

 

 

子ども達を動かす事より

 

一緒に考える事に時間を使うのです。

 

 

 

時には

 

youtubeを活用し

 

マーチングやチアダンスの

 

海外の素晴らしいパフォーマンスを鑑賞し

 

刺激を与え

 

心を動かしたりもします。

 

 

 

もちろん

 

こういったアプローチで

 

幼児全員が揃って

 

完璧なレベルに上達する事は難しいのですが

 

 

普段 先生方から言われている事を理解し

 

自分の力で

 

 

「もう少し大きく」

 

 

「あの音に合わせて素早く次のポイントに行く」 等

 

 

考えながら取り組めるようになれば

 

 

 

後は子ども達自身の力で

 

どんどん成長し

 

上達していきます。

 

 

 

練習中の目つきや表情・声も

 

そのバロメーターとして

 

力強さが増し

 

運動会本番の頃には

 

逞しく活き活きとした姿を見せてくれます。

 

 

 

 

園児の指導で

 

 

「どうすれば改善出来るか分からない」

 

 

というお悩みの声や

 

 

 

園内にその悩みを解決出来る

 

具体的な方法を教えて下さる方もいない・・・

 

 

という状況は

 

大変多いのが現状です。

 

 

 

今回お話しした

 

 

「どうすれば良くなるか分からない」

 

 

という状況の場合は

 

 

 

■一旦、これまでの指導・練習方法のループから抜ける

 

 

■子ども達を動かす事より

 

 共に会話をしながら考える時間を作る

 

 

■子ども達が興味を持ち

 

 新鮮な気持ちでワクワクするようなアプローチを工夫する

 

 

この3点をお試し下さい。

 

 

もし

 

この考え方を基に

 

これまでと違うアプローチで指導し

 

グッと子ども達の成長を感じられたら

 

 

先生自身も更に保育やマーチングの醍醐味を味わい

 

子ども達との関わりも

 

益々 楽しく意欲的になるでしょう。

 

 

 

学年全体での大掛かりなマーチングは

 

改善したい点も複数あるかと思いますが

 

 

子どもの心理に寄り添い

 

焦らず

 

1つ1つをクリアしていきましょう。

 

 

 

微力ながら

 

Stepのブログやyoutubeも

 

そんな悩める先生方の

 

ヒントになればと願っています。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


明日もきっといい日になりますように

 

  

■幼稚園・保育園指導サポートシステムStep

Facebookページ

 

https://goo.gl/fJH11x

 

 

⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆ 

◇幼稚園・保育園経営者様へ◇

 

講座は単発や複数回等、ご要望に合わせてご対応いたします。

お気軽にお問合せ下さい。

 

 

研修のご案内

https://bit.ly/2TFGCML

 

 

★動画でStepについてや研修の様子をご覧下さい★

 

https://youtu.be/8Pm0HRI5f_8

 

 

 

Stepの研修を受けた先生方の声

 

https://bit.ly/2O1vbcX

 

お問合せ先

幼稚園・保育園指導サポートシステムStep

http://doremi-step.com/contact/


⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆