こんにちは。
音楽を通して幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。
7月も後半になり
せみの鳴き声も賑やかな季節になりました。
多くの園で秋の運動会に向け
保育の中にも少しずつ運動会を意識した活動や
演技練習が始まっているのではないでしょうか・・・?
Stepでは
毎年新年度が始まると同時に
マーチングとチアダンスの指導に関わっています。
子ども達も年長さんになり
「憧れのマーチングやチアダンスが出来る!」
と張り切って
これまでの練習の積み重ねも頑張ってきました。
マーチングや器楽奏に限らず
子ども達が
「頑張ろう!」と気合が入ると
筋肉が硬直し
動きが大きくなり過ぎたり
疲れるくらい頑張ったのに
目標としているイメージ通りに出来なかった・・・
ということがあります。
様々な事象がありますが
分かり易い例だと
「気を付け」 → 「休め」
の態勢も同様です。
「気を付け」は両足を揃え
直立するれば良いのですが
「休め」の態勢も
張り切り過ぎで
両足を大きく開き
身体が傾き
心身共に ”休め”の態勢にならない子ども達も見掛けます。
園の先生方の指導を観ていると
「足、大きく開き過ぎ」
「これくらい (先生と同じくらい) に開いて」 等
先生なりに子ども達の態勢を整えようと
言葉を掛けられています。
子ども達も自分なりの感覚で考えながら
一生懸命調整しているのですが
また先生から
「違う~ 先生をよく見て」
と掛ける声もだんだん大きくなっていきます・・・。
そんな時 Stepでは
「両足の間にシューズが2つ。
気を付けの足が入るくらい
右と左の足を間を空けて立ってね」
と話し
自分自身の靴やシューズを脱いで
実演して見せます。
こんな感じです
↓
すると
何も指示をしなくても
子ども達は
「シューズ2個分って どのくらいかな?」 と
実際にシューズを脱いて
脱いだシューズを両足で挟み
先生から指示されていた
「これくらい」の間隔を
調べて理解しようとします。
先生方の研修でも
幼児目線で理解出来る可視化を
積極的に指導の中に取り入れることをお話してますが
年齢問わず
「分かる!」 ⇒ 「出来た!」
の成功体験は
音楽に限らず
自発的に学習に取り組もうとする意欲や
分からないことがあっても
諦めずに取り組み続ける力の基礎にもなります。
どの園でも年長さんは
就学に向けて
文字や数字の学習も取り組まれていますが
Stepでも
文字や数字以上に
こういった自発的に学習する意欲を育てることが
幼児期における教育の役割と考えています。
その為には
指導する側が子ども目線になり
いかに相違工夫をし
準備することが大切です。
時々 Stepは
音楽やマーチング等
音楽表現のレベルアップをミッションとしている・・・・と
思われがちですが
Stepのポリシーの中で
一番の重要性を感じているのは
やはり
「幼児期の心の成長」
なのです。
Stepはたまたま
音楽というツールを活用しながら
関わっていますが
音楽に限らず
「幼児期の心の成長」の為に
保育の現場の先生方と共に
子ども達が
わくわく楽しい体験を通し
一人一人がそれぞれのペースで成長し
自立出来るよう
研鑽していきたいと考えています。
いくつになっても
”分からなかった事が分かった!”
”出来なかったことが出来るようになった!”
という喜びは
プライスレスな原動力になりますよね♪
これから運動会に向けて
子ども達が悩まず自信を持ち
緊張せずに
”休め”の態勢が取れるよう
のんびり見守っていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
■幼稚園・保育園指導サポートシステムStep
Facebookページ
⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆
◇幼稚園・保育園経営者様へ◇
講座は単発や複数回等、ご要望に合わせてご対応いたします。
お気軽にお問合せ下さい。
研修のご案内
★動画でStepについてや研修の様子をご覧下さい★
↓
Stepの研修を受けた先生方の声
お問合せ先
↓
幼稚園・保育園指導サポートシステムStep
http://doremi-step.com/contact/
⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆