こんにちは。

 

音楽を通して幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。

 

 

多くの園で12月や2月末から3月初旬にかけて

 

音楽会や生活発表会での合奏や歌が披露されています。

 

 

保育は一年間のカリキュラムが決まっていて

 

行事本番から逆算して練習が開始されます。

 

 

特に器楽演奏となると

 

全体で合わせて合奏するため

 

事前の練習は

 

 

 

”みんなで止まらずに合奏出来るように頑張る”

 

 

 

この目標に向かって進めることになります。

 

 

 

練習開始が早い園は半年や数ヶ月前から

 

短い園では3週間前くらいからの練習開始と

 

園それぞれのスケジュールで開始されますが

 

 

音楽会の曲のみの練習

 

 

つまり

 

 

”発表するための練習”

 

 

になってしまうと

 

 

本来子ども達に体感して欲しい

 

 

 

「音楽すること」

 

 

すなわち

 

 

「音を楽しむこと」

 

 

の体験が少ないまま

 

練習を継続することになります。

 

 

 

特に年中さんや年長さんの場合

 

保育の音楽活動は

 

主に鍵盤ハーモニカの練習が多く

 

いろんな打楽器を叩いたり

 

音の違いを聴く機会もありません。

 

 

 

 

本当は先生方も

 

 

「子ども達に”自由に”音楽を楽しんで欲しい・・・」

 

 

と思っていらっしゃるのですが

 

多くの先生が

 

カリキュラムが詰まっていて

 

時間的に余裕が無い・・・と言います。

 

 

 

そこで提案なのですが

 

音楽会や発表会の練習を始める前に

 

1度だけでも構わないので

 

 

 

打楽器を使い

 

 

「楽器あそび」

 

 

の時間を作ってみてはいかがでしょうか・・・?

 

 

 

鍵盤楽器だと

 

鍵盤の位置や指使いなど

 

それなりの基礎力が必要になってきますが

 

打楽器は鍵盤ハーモニカのように練習に時間をかけなくても

 

直ぐに音を鳴らし

 

楽しむことが出来ます。

 

 

この時

 

 

リズムの正確さや

 

全体が揃っているか・・・?

 

 

が大切なのではなく

 

 

何より子ども達が

 

 

「音楽って 楽しい!」

 

「楽器を叩くっておもしろい!」

 

「もっと やってみたい!」

 

 

 

と感じてもらうことが一番です。

 

 

具体的には

 

「おもちゃのチヤチャチャ」

 

「大きなたいこ」

 

「あたまのうえでパン」 など

 

 

歌うだけで

 

子ども達がどんな風に叩けばよいかを

 

理解出来て

 

簡単に曲に合わせる楽しさを感じることが出来る曲を使うと効果的です。

 

 

 

ただ叩くのではなく

 

先生の模範演奏で音の強弱を聴き分けたり

 

実際に自分で強弱を感じながら表現したりと

 

少しプロセスを経て進めると

 

 

歌詞に合わせて叩ける曲なので

 

子ども達も主体的に表現することが出来ます。

 

 

 

子ども達は

 

 

「楽しい!」

 

「おもしろい!」

 

 

と感じると

 

 

「もう一回!」

 

「もっと演りたい!」

 

「また演りたい!」

 

 

積極的に音楽を楽しみます。

 

 

 

Stepでも

 

特に年少さんはいろんな楽器を使い

 

楽器あそびの活動を行っていますが

 

 

「間違えた・・・」

 

「お友達と合わなかった・・・」

 

など

 

失敗を気にしたり

 

自信を失う子どもはいません。

 

 

 

「先生!次はどんな楽器を持って来る?」

 

 

と尋ねてきたり  

 

 

「また ウッドブロックを持って来て!」

 

 

と楽器のリクエストの声もあります。

 

 

 

大人からすると

 

こんな細やかな時間や

 

細やかな言葉掛けだけでも

 

 

子ども達が

 

 

「音楽は楽しい! おもしろい!」

 

 

という第一印象を持つことが出来ると

 

その後の活動にも

 

とても有効です。

 

 

ただ

 

一点だけ先生方にお願いしたいことがあります。

 

 

子ども達に楽器を叩いてみせる時は

 

先ず先生自身が身体でリズムを取り

 

楽しそうに表現していただきたいのです。

 

 

子ども達が大好きな先生が

 

楽しそうに表現している姿を観ることは

 

子ども達の感性を育てる上で

 

とても重要なことなのです。

 

 

ぜひ

 

意識的に演ってみて下さい。

 

 

 

子ども達も

 

たくさんのお友達と一緒に楽器を叩いて楽しむ時間は

 

自宅では出来ないことです。

 

 

子ども達は”遊び”が大好きです。

 

 

今回提案した

 

「楽器遊び」が

 

その後に続く

 

音楽表現活動の良き

 

きっかけになることを

 

心から願っています。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


明日もきっといい日になりますように

 

  

■幼稚園・保育園指導サポートシステムStep

Facebookページ

 

https://goo.gl/fJH11x

 

 

⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆ 

◇幼稚園・保育園経営者様へ◇

 

講座は単発や複数回等、ご要望に合わせてご対応いたします。

お気軽にお問合せ下さい。

 

 

研修のご案内

https://bit.ly/2TFGCML

 

 

★動画でStepについてや研修の様子をご覧下さい★

 

https://youtu.be/8Pm0HRI5f_8

 

 

 

Stepの研修を受けた先生方の声

 

https://bit.ly/2O1vbcX

 

お問合せ先

幼稚園・保育園指導サポートシステムStep

http://doremi-step.com/contact/


⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆