こんにちは。音楽を通して
幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。
来週7月2日は
保育士試験の実技試験
が行われます。
一次試験に合格し二次の実技試験合格に向けて
練習、準備をされている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
今年の課題曲は
「こいのぼり」
と
「一年生になったら」
です。
先日、試験を受ける方から
「先生、インターネットで調べていたら
「こいのぼり」と「一年生になったら」の曲のイメージが違うので
２つの曲の違いを出しだ方が良い。
違いを出す為に、「こいのぼり」は遅く弾いた方がいいと書いてありました。
「こいのぼり」はメトロノーム、
いくつで弾けば合格できるでしょうか・・・？」
といった質問がありました。
まず、保育士として求められる力は
「保育士として必要な歌、
伴奏の技術、
リズムなど総合的に
豊かな表現ができること」
とあります。
保育士資格の実技試験は
ピアノコンクールではないのです。
教室で子ども達と一緒に
弾き歌いしている状況をイメージしての実技試験です。
試験の本番でも落ち着いて弾けるように
日頃からテンポを設定し安定した演奏が出来るようになる事は
試験対策
として、とても有効ですね。
もちろん音楽はテンポはとても大切です。
ではなぜ音楽の中で
テンポが大切なのでしょう・・・？
それは
音楽は流れるものであり
その曲にマッチした流れがあり
その流れを感じられるテンポで演奏した方が良いからです。
質問をいただいた方の感覚からすると
逆の発想になるかもしれませんね・・・。
音楽は感じるもので
審査を担当される方も人間です。
受験するからすると漠然とした答えで物足りないかもしれませんが
まずは演奏される方が
「3拍子を感じながら演奏している事」
が一番のポイントです。
演奏している方が3拍子を感じていないのに
審査をされる方が3拍子のワルツのリズムを感じる事はないでしょう・・・。
参考までですが
「こいのぼり」でしたら ♩＝９８ 前後で演奏出来ればよいかと思います。
このテンポでしたら、受験される方も
ワルツのリズムを感じる事が出来るのではないでしょうか？
試験に向けて真剣に取り組まれている姿勢
ぜひ合格していただきたいと
と思いました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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