こんにちは。音楽を活用して

幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。

 

私はNHKの番組をよく観ます。

その中に

「助けて!きわめびと」

という番組があります。

 

一般の方の困りごとを

その道のプロがアドバイスし悩みを解決する番組です。

 

本日放送されたのは

小学生のお母さんから

「息子が言う事を聞いてくれない」

というお悩みでした。

 

今回「きわめびと」として登場したのは

教育コーチングトレーナー小山英樹さんでした。

 

まずは日常の様子を観ると

男の子は学校が終わると

徒歩で1時間掛けて帰って来るそうです

 

ところが

男の子が帰宅しておやつを食べている端から

「早く宿題をして」

「あなたは時間がかかるんだから」

とお母さんの声。

 

今度は宿題をしている部屋に入ってきて

「ちゃんとやってるの?」

「〇〇は△△じゃない?」

と声を掛ける。


するとそれまで集中していた男の子が愚図り出して

お母さんとのやり取りでゴタゴタが起きる・・・

 

という状況でした。

 

お母さんは

「あの子が帰って来ると思うと憂鬱になる」とまで言い

まずはトレーナーがお母さんの思いを

長い時間をかけて傾聴しました。

 

そして、決してお母さんを否定せず

「全て子を思う愛情があっての事」

肯定しました。

 

その後、トレーナーが鏡を取り出し

お母さんに自分の顔を見た感想聞きました。

 

するとお母さんが

「シワや垂みが・・・」

「フェイスラインが・・・」

と気になる事を伝えました。


そしてその言葉を聞き

トレーナーから

「もしその鏡が話しかけてくる鏡で鏡を見る度

 

「シワが目立つ」

「肌が垂んでいる」

 

などと言われたら、

   どんな気持ちになりますか・・・?」

という質問がありました。


するとお母さんが

「そんな鏡は見たくなくなる」

と答えた後

 

直ぐに

「私はあの子にとって

 話しかけてくる鏡と同じだったんですね」

 

とつぶやきました。

 

その後もお母さんの

「我が子をきちんと育てなきゃ」

という責任感

「自分はなんてダメな母親なんだ」

という自己肯定感の低さを解消する為、

 

まず、お母さん自身が

「自分を許す」

「自分を認めてあげる」

事が出来る様にカウンセリングをし

お母さんも涙が零れた場面もありました。

 

そして「きわめびと」は帰りました。

放送時間上、短縮もされていますが、

「きわめびと」がした事は

お母さんと話すのみでした

 


その後の様子を見ると

まず、お母さんの話し方が凄く柔らかくなっていました。

 

そして男の子が

 

「テストの追試を4回受けてやっと合格した」

 

と話をすると

以前だったたら追試を受けた事自体を

叱っていたそうですが、

今回は男の子の話を傾聴受容

 

「4回も頑張ったんだ」

「合格出来て良かったね」

 

とこれまでとは全く違う言葉を掛けていました。

 

男の子も自分からよく話すようになり

お母さんとの会話の中で

 

「僕はいつも

 

 お母さんの事を

 

  見ているんだよ」

 

と言った言葉にジンときました。

 

普通「子どもが言う事を聞かない」

というお悩みだと

 

子どもを何とか変えよう・・・

思いがちですが、

 

親からの言葉を変えて

親の自己肯定感を上げて

子どもを信じる事

 

劇的に子どもが変わるのですね。

 

人は不安になると

ついつい言わなくて良い言葉まで

口にしてしまいます。

 

その後、自己嫌悪になり

自分自身で自己肯定感を下げてしまいます


一方、子どもは親が大好きです

 

そして、とても素直純粋なので

親が自信を持って自分自身や我が子を信じ

子どもへの対応を変えると

子どもは寛容に受け入れてくれます

 

これは親子の関係に限定された事ではなく

 

先生園児生徒

上司部下

夫婦恋人同士

 

なども同じ事が

言えるのではないでしょうか・・・?

 

もし、いつも園児が

先生の言う事を聞かない時

「またなの?」

「いつも言ってるのに!」

と、その園児が原因と決めつけず

大人側がこれまでの関わり方を変える事で

園児も先生も両方が幸せな関係

築けるのかもしれません。

 

親も先生も

子どもを信じて

でっかく構えましょう

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

明日もきっといい日になりますように

 

 

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