こんにちは。音楽を活用して
幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。
今日、ある大学2年の男の子と話をしました。
彼は私大の法学部で成績も良く素直で心の優しい性格です。
彼に卒業したらどんな職業に就きたいか尋ねると
「とりあえず銀行員か、
公務員ですかね・・・」
と答えました。
続けて
「俺、会社に入っても
やって行けないかもしれない・・・」
「メンタル的にちょっと・・・」
と言うのです。
私が
「どうして?」
と尋ねると
「いや~、やっぱバイトと社員は違うし・・・」
との答え。
そこで私が
「大学卒業するから就職先決めなきゃ・・・
じゃなくて
大学1年の時からだって自分が働く事をイメージして
社会を見たり、インターンで働いたり
本を読んでタフマインドを育てたり
2年生の今だから出来る事いっぱいあるよ」
「就職したら学生みたいな長期休み無いんだから
先をイメージしながら
今の時間を 上手に使わないともったりないよ」
と話しました。
そして私が勉強した事などを話すと
目を輝かせて
「そうなんだ~、やってみたい」
「後で調べてみます」
と言っていました。
将来に不安がありつつも
部活と授業とバイトに時間を費やして・・・
大学側から促されて就職を考え始め
「取りあえず生活しなきゃいけないから
どこで働こうかな・・・」
という流れになる学生も多いようです。
自分の人生なのに
主体的ではないですよね・・・。
幼稚園や保育園の「保育者」を目指す
若い学生達も
「国家資格を取っておけば何かの役に立つだろう・・・」
という感覚で入学している学生も多いようです。
私がヒアリングした学生の中で
その子は心から
「子ども達の為、保護者の役に立ちたい」
という志を持って保育者を目指しているのですが
彼女日く
「取りあえず卒業出来ればいい」
という学生が多く
そのやる気の無さに驚いてしまう・・・
という事を話していました。
私がピアノやエレクトーンなどの生徒で
高校生で音大へは進まない子に
「進路はどうするの?」
と聞いても
「やりたい事が無い」
「働きたくないから
取りあえず専門学校に行く」
という子もいました。
人は期限を迫られながら
何かを決断しなければいけなくなると
余裕がある時よりも選択の幅が狭まり
「取りあえず〇〇で」
となりがちです。
「就職活動に入るから進路を決めなさい」
「採用面接に通る為に〇〇をしなさい」
「〇〇までに〇社は内定取れるように」
と言われれば学生もその指示に従って
出された課題を頑張るでしょう。
だけど、その学生の根っこに
「働くという事」
「自律」と「自立」
などを多少なりとも考え
自分なりのイメージを持っていないと
仕事も目の前の作業をこなしていくだけで
「働く事の意義」
「やりがい」
を知らないまま
今日話した学生の不安通りになってしまうでしょう・・・。
そうならないためにも
同世代の学生同士だけでなく
色んな年齢や職業の人生の先輩と
関わる機会に出向いたり
大企業と言われる経営者の著書を読み
その努力と英知に触れたりと、
早い内から少しずつ
「自立して生きて行けるようになる為の準備」
は出来るのです。
学生の皆さん
妄想で良いので
大学から言われるよりも早い時期から
「もし自分が○○の仕事をするとしたら・・・」
と必要な資格はもちろん
ヴァーチャルで自分の働いている所を
イメージしてみて下さい。
そして分からない事は積極的に調べましょう。
人は考えれば考える程、
イメージが広がるし
たくさんの事を思いつきます。
考えた内容もその度にクオリティも
上がってきます。
そうやって考える癖をつけるだけでも
就職活動もイメージし易かったり
必ず自分なりのブレない何かの上で
考える事が出来るでしょう。
またそのトレーニングも
採用面接の受け応えに
必ず反映される事でしょう。
せっかく自分の命を使って
社会で働くのですから
自分を活かせる場所で
頑張りたいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
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