こんにちはStepの山本です。

 

昨日は昔遊びの中の外遊びについてお話ししましたが、

今日はお部屋の中での昔遊びについてお話ししたいと思います。

 

お部屋の中で遊ぶ昔ながらの遊びと言えば

 

折り紙

 

おはじき

 

カルタ

 

お手玉

 

けん玉

 

などがあります。

 

その中でもけん玉とお手玉は医療や介護の現場や

 

アスリートのトレーニング前のアップにも取り入れられています。

 

 

なぜこのように色んな所で取り入れられているのでしょう・・・?

 

 


答えはけん玉やお手玉をしている時の脳の状態が

 

医療や介護、アスリートにとって効果的だからなのです。

 

 

これは脳の中の前頭前野の状態が変化するからで


特にけん玉は易しい技を繰り返している時は

 

脳が

 

「集中モード」

 

になり難しい技に挑戦し、成功すると

 

やる気が出るドーパミンが放出され更に脳が活性化されます。

 


何かに集中している時の脳はそれに必要な部分のみが働き

 

その活動に必要のない部分は活性化しない仕組みになっており

 

アスリートがよく体験する

 

「ゾーン」

 

と言われる状態になります。

 


難しい技に挑戦して成功するとド―パミンが出てやる気になる為、

 

子どもも何かに取り組む前にやると効果的ですが

 

大人も仕事に煮詰まった時など、

 

短い時間でもケン玉をすると脳がクリアになり、

 

その後の仕事がサクサク出来るようになるのです。

 


またお手玉も大変効果的で左右の手で投げ合いながら

 

キャッチするシンプルな動きでも

 

逆さ回し(利き手でない方から投げ始める)だと

 

これも脳が活性化しドーパミンが出る状態になります。

 

 

複数のお手玉を回すなどジャグリングに近いような遊びも成功すると

 

ドーパミンが出て脳の状態には効果的といわれています。

 

 

そして利き手から左右の手で回す易しい動きを暫くすると

 

その後の集中力各段に上がり、

 

利き手から簡単な回しを継続すると脳も集中モードになります。

 

 

Stepはサポートさせていただいている園長先生にお願いし

 

大き目のお手玉をたくさん作っていただき、

 

音楽課内の授業に取り入れたりお部屋でも自由に遊べるようにしていますが、

 

写真にある様に大き目サイズで手指に程良い不可がかかり

 

園児もとても喜びながら遊んでいます。

 

 

 

けん玉もお手玉もリズム感はとても重要でけん玉やお手玉をしている時は

 

音楽に合せながら膝や腰を固定のリズムに合わせて

 

屈伸したりし、身体でリズムを感じ取るトレーニングにもなりますし

 

体幹もしっかりしていなければ続きません。

 

 

またお手玉はうつ病の治療にも導入され

 

医療の現場でも医学的に

お手玉の人に与える効果が認められているという事です♪

 

筆者は時々、脳の状態をお話ししますが、

 

人は心で感じるのではなく

 

 

「脳がどのように反応するしくみなのか?」

 

 

を知り、自分自身の課題や仕事に取り組むと

 

ストレスも少なく、効率よく目標を達成する事が出来ます。

 


遊びもその効果から考え、取り入れる事が出来るといいですね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

明日もきっといい日になりますように✨

 

 

 

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