こんにちは。Stepの山本です。
あるサイトで保育士を目指している学生さんのこんなお悩みを見つけました。
「不安なんです。
自分の保育に自信がありません。
5回実習に行ったのですがその中で段々と
自分は本当に保育者の素質があるのかと悩むようになりました。
その悩みが一番深い時に就活が始まってしまいました。
自信も無く保育士になることが不安な気持ちのまま、
就職のことを考えなくてはならないことが辛いです。
来年自分が働いている姿が想像できません。
私は人の目を気にしすぎてしまう性格なので
先生同士の人間関係も不安で…
まだ何も始まっていないのにただ不安しか頭にありません。
子どもは大好きです。
保育士という仕事もすごく素敵な職業だと思います。
でもなりたいとは思うけど、本当にできるのか、
要領が悪く細かい事に気づけない私が本当にできるのか。
慣れていくものだと大学の先生は言いますが…。
最近眠れません。
意味もなく気持ちが悪くなったりもします。
保育士になりたいって強く思い描いていたはずなのに、
実習で見たこと感じたことや働いてる先輩の話を聞いて、
不安ばかりが募ってしまいました」
こんな悩みを持った未来の先生はたくさんいると思います。
保育実習の時点で何年間も
お給料をもらいながら労力を掛けて
毎日、子ども達に接しているプロと
数日間お邪魔する学生が対等に動けるはずがありませんよね...?
実習はあくまでも授業の一環で仕事ではありません....。
また実習先の現役の保育士さんの対応(言い方)が
優しかったり、厳し過ぎたり・・・と、
その反応だけで落ち込んでいる学生さんもいるかもしれません。
ほとんどの先輩社会人は何年経っても
「自分の仕事の能力は完璧だ」
とは思っていません。
いつも何かの課題に向かっています。
逆に「自分は完璧だ」と思っている人は
それ以上の成長を望んでいないので
その時点から変わる事が無いばかりか、
世の中の変化にも対応出来なくなります。
学生から社会人デビューをする時、
不安があるのは当たり前の事。
必要以上に自分の足りない所ばかりを見ずに
まず
「保育の仕事が好き」
「子どもと関わる仕事をしたい」
という自分自身の気持ちをもう一度、認識してあげましょう。
もちろん「好き」と言ってるだけでは仕事にはなりません。
どんな仕事でも始まりは知らない事ばかりで当たり前。
もし失敗しても、それは
若さの特権
失敗の先の行動でいくらでも挽回出来ます。
「出来なくて当たり前」
「たくさん失敗した方が経験値が上がる」
と思って、自分自身が自分の成長を信じて応援しましょう。
学生時代にあまり失敗の経験が無かった人が
社会人になってから上手く行かない事が
重なるととても辛いかもしれません。
でもみんなが通る道なのです。
自分の可能性を信じる事が出来る先生は
きっと子ども達の可能性も本気で信じ、
子ども達を成長させる事が出来る素晴らしい先生になりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
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