保育園では明日から始園する園が多いかと思いますが、
先生方も年末年始のお休み明けから仕事始めですね。
久し振りに子ども達に会える嬉しさもありつつ
「ああ、また仕事が始まる...」
これは業種関わらず、
子ども達も学校や園が始まる事を
楽しみにしている子ばかりではな
自然な事ですね。
先生方も十分勉強されているかとは思いますが、
これは「根性論」で解決する事ではなく、
原因があっての状態ですよね。
年末年始は大人も生活リズムが乱れ
睡眠や食事のタイミングがその質も一気に
変化する方が多いと思い
子どもも常に保護者と一緒に過ごすのですから
大人と同様に生活リズムが崩れますよね。
大人でもそうですが、子どもも普段会わない
親戚に会ったりして緊張や興奮でドキドキです。
こういった生活の乱れから、
乳幼児も身体の調節機関が未発達なため
病名のつかない発熱や嘔吐があったり
免疫力も低下するため感染症にもかかり易くなります。
大人同士が歓談している間、
スマートフォンを手に
長時間遊んでいます。
初売りでショッピングモールなどで
保護者がセール品を物色してい
幼児の手にはゲーム機やスマートフォ
ン・・・という光景も
もう珍しくなくなってきましたね。
また現在で言われている「昔遊び」は外遊びが多く
凧揚げ
独楽回し
鬼ごっこ
竹馬や
缶ポックリ
など素晴らしい遊びがたくさんあるのですが、
現代では保護者や周りの大人が伝えないので
暖房の効いた部屋で、
い遊びが主流となってきました。
体温については、
人は暑いと発汗し体の熱を外へ逃がし、
寒いときはブルっと身震いをしたりして筋肉
をふるわせて熱を作ろ
本来はこうして体温調節をするのですが、
冷暖房により快適な室温が保たれている部屋
ばかりで過ごしている
自律神経が鍛えられず退化していく原因にも
なります。
食事も食事を摂るリズムが崩れ、
外食やし好品、間食する機会が増え、
今、身体に一番必要な栄養が不足しがちにも
なります。
こういった環境で一週間弱、
心身共に未発達な乳幼児が生活をし
急に園での生活で2学期と同様に過ごせないの
は当然の事ですよね
園によっては2月開催の
お遊戯会や音楽発表会などを控え
「子ども達にさせなければいけないリスト」が
頭の中にたくさんある先生も
いらっしゃるかもしれません。
休み明けの保育はいつも通常の状態に戻し、
子ども達の園生活自体のストレスを軽減する
事が第一優先ですよね
なかなか時間を取る事は難しいかと思いますが、
ここ数日は短い時間で構わないので
保護者とも個別にコミニュケ―
「〇〇に行った」という話のみでなく、
ヒアリングし一人一人の状態把握した上で
保育をする事も効果的か
必要であれば先生の知識や
「具体的なアドバイス」をしてあげると
第一子目を預けている若い保護者には
大きな助けになる事もあるで
自律神経失調はストレスが原因と
言われていますが、
感情などの精神的な事だけではなく、
寝不足
体温調整
過度の脳神経(視覚)の負担
など、さまざまな事が
ストレッサ―(ストレスの原因)
再確認しておくといいですね。
子ども達は大人と同じ言語表現は出来ません。
でも
「なんかキツイ」
「なんかイヤ」
が膨らんだ状態を我慢して登園している
園児もたくさんいる事でしょう。
保護者や園児にとっては
「大丈夫!大丈夫!」
とパワーで押し切るより
少しだけでいいので
まずは園児の心身に寄り添い
「共感」
してあげる事から始めた方が
効果的な場合もあります。
大人も子どもも体調不良な時に
「この人は私の事を分かってくれない」
と感じる人と一日過ごし、
指示されるのは
大きなストレスですよね....?
「子ども(人)ってそういうものなんだ」
と思うと肩の力も抜けてコミニュケ―ション
の取り方も大きく変わり、
先生自体のストレスも軽減出来る事でしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
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