第7回幼稚園保育園のピアノの苦手な先生向け講座 「脱!自己流やってみるとピアノの練習が楽になる」 | 音楽を活用して幸せな園づくりをサポート 【幼稚園・保育園音楽指導サポートStep】

    こんにちは。Stepの山本です。

     

    今日は1229日。

    園によっては仕事納めで今日からお正月休みに入る先生。

    また大晦日まで預かり保育で出勤の先生とそれぞれの年の瀬をお過ごしの事と思います。

     

    さて今日は「脱!自己流 やってみるとピアノの練習が楽になる!」の

    第7回目 左手の伴奏についてお話しします。

     

    第7回 

    左手の伴奏をパターンで分けてみよう!

     

    この講座の第4回「楽譜を縦に見よう ~両手の練習~」でもお話ししましたが、

    園で園児達が歌う歌はほぼ先生方も聴いた事がある曲で、

    右手のメロディーは弾き易い曲も多いかと思います。

     

    でもそんな知っている曲の伴奏までは分かりませんよね・・・?

     

    また園で歌う歌は同じでも出版社によりアレンジが違い難易度が異なってきますが、

    左手の伴奏はあある程度、パターンや種類が決まっていて、

    練習している曲にあるパターンが見えてくると頭の中が整理され、

    左手がとても弾き易くなります。

     

    分かり易くお話しすると左手の伴奏の和音の同じ音がどこにどれ位あるか・・?

     

    を把握しておくだけで左手奏が楽になります。

     

    実は音楽の和音の事を英語で「コード」と言います。

     

     

    例えば左手の

     

     「ドミソ」の和音C

     

     「シレソ」の和音G

     

     「ドファラ」の和音F

     

    といったように和音にアルファベット一文字で表す名前がついてい

    これを「コードネーム」と言います。

     

    コードネームの知識があると、もう五線譜での楽譜も必要ないのですが、

    先生方は今からそれを覚える必要はありません。

     

    でも「コードネーム」を読むように左手の伴奏を読む事が出来ると

    かなり練習時間も効率化出来るし、何より覚え易いので楽譜を読む事より

     

    「弾く事」

     

    に集中が出来ます。

     

     

    ここで先生方用にシンプルな伴奏の例を活用して説明したいと思います。

     

    曲は「おかえりのうた」です。

     

    (歌詞「今日も楽しく過ぎました~」の方です)

     

     

    この曲の左手は先程、コードネームの例でご紹介した

     

    C」「GF」の三種類が使われています。

     

     

    ではまず色鉛筆を用意して下さい。

     

    そして弾く前に(ここ大事!)

     

    同じ音の材料で出来ている和音を同じ色で◯をつけます。

     

    どの色でも構いませんが

     

    ・「C ド・ミ・ソの音で出来ている伴奏

          は赤鉛筆

     

    ・「F ド・ファ・ラの音で出来ている

         伴奏は黄色い色鉛筆

     

    ・「G ソ・シの音で出来ている伴奏は

          青い色鉛筆

     

     (この楽譜のアレンジではシ・レ・ソの内「レ」がありませんでした)

     

     

     

     

    この楽譜を見ながら左手を弾いてみて下さい。

     

    音楽は同じ形や仲間の組み合わせで作られているのですが、

    こんな風に印をつけて区別すると、

     

     

    視覚的にどんな伴奏が、どんな風に並んでいるのか・・・?が

     

     

    分かり易く精神的にも負担が軽減します。

     

    今回の曲は一番シンプルな伴奏で、他にもいろんな形の和音があり

     

    拍子が変われば更にいろんな伴奏の形がありますが、

     

    今回の考え方を基に自分なりで構わないので伴奏の形を色分けしてみましょう。

     

     

    これまでの講座でも指番号を書いたり、楽譜に印をつけたり、

    丸で囲む事をお話ししましたが、楽譜は人に見せるためのものではありません。

     

    積極的に印や指番号や言葉を書き込んで、

     

     

    自分が楽しく弾けるためのオリジナルの楽譜を作りましょう♪

     

     

     

     

    弾けない人ほど、初めて練習する曲の楽譜を開くなり直ぐに弾く傾向があります。

     

     

    これからは弾く前に鉛筆や色鉛筆を手にして、じっくり楽譜を観察してみましょう。

     

     

    考える(楽譜を理解)する作業

     

     

    実技(弾く事)

     

    を最初から同時にすると両方共に中途半端になりがちです。

     

    左手は主に伴奏になる事が多いのですが、

     

    伴奏こそパターンの繰り返しです。

     

     

    「同じ仲間の伴奏探し」

     

     

    をしてみましょう。

     

    練習時間短縮には必須の作業ですよ♪

     

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     

     

    明日もきっといい日になりますように✨

     

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