こんにちは。Stepです。今日はクリスマス!

 

今朝は子ども達もサンタさんから届けられたプレゼントに喜んでいる事でしょうね。

 

さて今日は「脱!自己流 やってみるとピアノの練習が楽になる!」の

第3回目 「片手の練習」についてお話します。

 

第3回 楽譜を横に見よう~片手の練習~

 

みなさんは新しい練習曲の手順として

右手、左手と、それぞれの片手の練習から始めていらっしゃるかと思いますが

 

その時、もしかして「両手は難しいし大変だら、それより簡単な片手から...」と

いう意識がないでしょうか...?

 

モチベーション的にも片手は止まりながら軽く一通り弾いて、

両手の練習から「よしやるぞ!」とスイッチが入っていないでしょうか....?

 

 

もし、そんな感覚でふわ~っと片手ずつの練習をさらって、両手奏で苦戦し、

なかながスムーズに進まない人は、まずその意識を変えましょう。

 

そう!逆転させましょう!

 

これからは、片手ずつの練習を今まで以上に集中して

両手の練習はその片手ずつを単純に合わせる作業という感覚に逆転させるのです。

それだけ片手の練習が大切だと言うことなのですね。

 

この講座の第一回「始まりが大事!テンポも大事!」

こちらでも最初の片手の練習の重要性はお話しましたね

 

 

 

では、まず右手のメロディーを弾く時ですが

ひらがなを覚えたての子供が絵本を読むように、あなたも「ど~」「み~」「れ~」

一つ一つの音を「拾い読み」していませんか?

 

「拾い読み」とはひらがなを覚えたての子どもが

例えば「音楽」という言葉を聞いた事もあるし、意味は知っているのに

「お~」「ん~」「が~」「く~」とひらがな4つの文字を一つ一つ拾うように読む読み方です。

 

園の先生方を指導をしていて練習の始まりをこの拾い読みで一音一音で読み、

その回数を重ねてだんだんと曲のメロディーとして繋げている方法が殆どなのですが、

これでは一音一音をハサミで切り捨てながら進めていくような感じで、

結局、時間と労力かけて最後まで通して弾き終わっても、

自分の中にインプットされるが少ないのです。

 

 

だから何回も回数を弾かないと形にならず、

また、その練習の過程で間違えが多いと

無意識の内に「間違いを覚える練習」になってしまうのです。

 

 

そこで今日から頭の中を「楽譜を横に見る」ように思考回路を変更してみましょう。

 

 

 

そう「拾い読み」を止めましょう!

 

 

具体的にお話しますね。

 

例えば「きらきら星」という曲。

 

「ど ど そ そ ら ら そ」のメロディを読む時、頭の中は( )の中のように考えましょう。

 

 ど    

  (次も同じ鍵盤)

 ど  

  (次は「ど」から鍵盤5個上がる)

 そ 

  (次も同じ鍵盤)

 そ

  (次は「そ」から1個上がる)

 ら

  (次も同じ鍵盤) 

 そ                

          

お分りでしょうか・・・?

 

今、弾いた音から次の音へ物理的に鍵盤を

いくつ分「上がる」か「下がる」か「同じ」か?をゆっくり考えながら練習します。

 

音と音の距離の事を音楽用語で「音程」というのですが、

今回お話している楽譜の読み方を「音程読み」と言います。

 

あまり馴染みのない読み方かと思いますが、

曲全体でなくても弾き辛いフレーズの部分だけや、いつも止まってしまう部分だけでも

この「音程読み」をすると脳の思考と視覚で見る楽譜と鍵盤がリンクして繋がり、

音符を横に紡ぐように繋げながら弾く事になり、弾けるようになるのも早くなるし、

ミスも無くなります。

 

こちらもブログの講座では十分お伝えする事は難しいのですが、

もし何となくイメージが掴めた先生は部分的にでも「音程読み」を取り入れてみて下さいね。

 

時間はかかりますが「音程読み」の習慣がつくと相当レベルアップ出来ますよ♪

 

今日はここまでです。

 

ブログの文章では分からない事もたくさんあると思いますので、お気軽に質問して下さいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

明日もきっといい日になりますように✨

 

 

 

 

 

 

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