こんにちは。Stepの山本です。

 

今年もあと少し。昨日からの三連休、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

 

先生方も過ごし方はそれぞれ・・・。

 

12月にお遊戯会や音楽発表会が終わった先生はホッと一息ですが

 

1月や2月にお遊戯会や音楽発表会が開催される園の先生方は

 

自宅で衣装や小道具、飾り等、製作されている方もいらっしゃるでしょうね。

 

どうか先生方の陰ながらの頑張りが子ども達に伝わって素敵なお遊戯会になりますように♪

 

さて「脱!自己流 やってみるとピアノの練習が楽になる!」10回シリーズ

 

本日は指番号についてお話します。

 

 

第2回 指番号を決めよう

 

 

突然ですが、質問です。

 

楽譜の中にはどんな事が書いてあるでしょう・・・?

 

 

 

音部記号(ト音記号やヘ音記号)

 

調子記号(ト音記号やヘ音記号の右横に書いてある♯や♭)

 

拍子記号(4/4(4分の4拍子)など)

 

音符や休符

 

タイ(同じ音同士のみを繋ぎ、音の長さを足し算して合計した長さ分伸ばす)

 

スラー(音をつなげて弾く)

 

強弱記号(フォルテ・ピアノ・クレッシェンド・デクレッシェンドなど)

 

スタッカート(短く切って弾く)

 

アクセント(カタカナの「く」の字が左向きになっている記号でこの音だけを強く弾く)

 

 

楽譜って楽譜を作成した人の頭の中にある曲を五線を使って

 

データ化した設計図のようなものなのです。

 

その通りに楽器から音を出せば、CDプレーヤーみたいに楽譜を作成した人の

 

頭の中にある曲を再生する事が出来るのです。

 

 

 

さて、実は先程の

 

「楽譜にどんな事が書いてある・・・?」の質問の答えに1つ足りないものがあるのです・・・。

 

 

づいた方はいらっしゃるでしょうか・・・?

 

答えは「指番号」です。

 

楽譜には先程、書き並べた記号や音符の他に指番号が書いてあります。

 

しかし、今、販売してある楽譜の殆どがポイントとなる 

 

ごく一部の音のみにしか指番号が書いてなく、

 

殆どの音は「この音は何番指で弾くと弾き易いよ」というガイドがありません・・・。

 

 

 

先生方の指導をしていて「弾けない」または「必ず止まってしまう」原因が色々ありますが、

 

殆どの先生が 

 

 

「間違った指使い」

 

 

いいえ・・・

 

 

弾き辛くて止まってしまう指使い」

 

 

で、練習している事が原因になっています。

 

 

 

短大・大学・専門学校で「バイエル教則本」を導入されている所が殆どですが、

 

 

始めの頃は指番号が細かく書いてありますが、テキストを進むごとに

 

指番号の表示が少なくなっていきますよね・・・?

 

 

またバイエルは音楽史での近代・現代の曲は無く、

 

 

でも先生方が園で弾くのは現代の「歌う曲の伴奏」なのです。

 

全て現代曲で音の動きやリズムもバイエルとは異なります。

 

 

つまり指の動きが忙しく忙しく、複雑になる事が多々あります。

 

 

音と音がバイエルには無い様な間隔で離れていたり・・・。

 

 

でも私達は子ども達のために途中で止まる事なくピアノを弾かなければいけないのです。

 

 

もし、みなさんがカラオケで楽しくを歌っている時に

 

 

突然カラオケを止められたら、一気にテンションが下がりますよね・・・?

 

 

子ども達の気持ちに添いながら、止まらずに一部アカペラ(無伴奏)に

 

 

ならない様にしたいですよね。

 

 

 

そのためには楽譜に自分で指番号を書き込むのです。

 

 

慣れない内は全ての音に書きましょう。

 

 

 

視覚的にも音符それぞれに指番号が見えたら、脳が反応してその指が動いてくれます。

 

 

ただ、左右それぞれ指が5本しかありません。

 

例えば右手が「ど・れ・み・ふぁ・そ」の5音のみで構成されている曲でしたら

悩む事はありません。

 

 

では「ら」が出てきたらどうしましょう・・・。

 

 

その場合は、ここからここまでは音が切れない方が良い塊(フレーズ)の

 

 

音の位置を範囲を見て、指番号を考えます。

 

 

としてみなさんもご存知の「キラキラ星」で考えてみましょう。

 

 

「ど ど そ そ ら ら そ~」

 

このフレーズを

 

 1 1 5 5 5 5 5 (指番号)

 

「ど ど そ そ ら ら そ~」と弾いてみましょう。

 

 

すると全部の音が切れてしまいますし、何より手指の動きに大きな無駄が生じます。

 

では今度は「ど」から「ら」の位置まで指が届くように

 

 

 

    1 1 4 4 5 5 4(指番号

 

「ど ど そ そ ら ら そ~」と弾いてみましょう。

 

 

「きらきら光る~」の歌詞のフレーズがスムーズにの位置を

「据え置き」で移動せずに弾けましたね♪

 

簡単な例でしたが、手の位置を出来るだけ「据え置き」で

 

弾ける指番号をつけると、とても弾き易くなり

に馴染んで指の動きを脳が早く覚えてしまいます。

 

っと複雑になりますが、指くぐり」も同じ考え方です。

 

 

指番号ってダンスでいうと「振り付け」なのです。

 

もし早くすんなり「振り付け」を覚えてしまうと後は楽しんで踊る事に集中出来ますよね♪

 

色んな季節の色んな曲があるため

 

今回のブログの講座で直ぐに指番号を自分で考える事はなかなか難しいと思いますが、

 

 

数をこなしていくと必ず今回の講座の内容が腑に落ちる日が来ます

 

 

実は指番号は絶対的なものではありません。

 

弾く人の指の長さや動き易さに合わせて考えて良いのです。

 

指番号」=「振り付け」です。

 

楽しくダンスを踊る気持ちで、楽しくピアノが弾けるよう

 

今日から少しずつ指番号の事も頭に置きながら練習してみましょう

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

明日もきっといい日になりますように✨

 

 

 

 

 

 

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