前回、
いよいよこれから10回シリーズで
「脱!自己流 やってみるとピアノの練習が楽になる!」と題して
幼稚園や保育園の先生でピアノが中々上手くならずに
困っている方向けの改善方法や効率的な改善方法をお伝えしていきます。
このシリーズは
第1回 始まりが大事! テンポも大事!
第2回 指番号を決めよう
第3回 楽譜を横に見よう ~片手の練習~
第4回 楽譜を縦に見よう ~両手の練習~
第5回 一つの曲を電車でイメージしてみよう
~曲の構成~
第6回 部分練習について
第7回 左手の伴奏をパターンで分けてみよう
第8回 自分のための暗譜
第9回 ローマは一日にしてならず
~練習の習慣化~
第10回 ピアノの練習とメンタリティ
以上の内容になります。
ピアノは数日で一気に上達するのは難しいのですが、
この10回シリーズでお伝えした内容を考えながら
継続して実践し
今までは燃費の悪い自動車みたいに
ピアノの練習で時間と量力を消耗していたのに、
いつの間にかハイブリットカーみたいに短時間で新曲も弾ける力が
そしていつか出来るようになると、
あなたもピアノを弾く事が楽しくなります!
それは必ずあなたのクラスの園児にも伝わります!
いつも自分のクラスの園児があなたの素敵な伴奏で
楽しく歌う様子をイメージしながら頑張りましょう!
前置きが長くなりましたが、ではここから始めましょう。
■第1回 始まりが大事!テンポも大事!■
新しい曲の練習を始める時、片手ずつの練習はあまり取り組まず、
結果を急いで片手ずつもあまり弾けない状態で
両手ばかりを練習す
こんな時、指導する際「両手は止めて片手ずつ弾いてみて」
右手、左手をそれぞれ弾いてもらうと、
また楽譜の読み間違いも多々あります。
ここでちょっとイメージしてみましょう。
もし、バンドやオーケストラ、
それぞれの楽器担当者が、まだ上手く弾けていないのに、
それぞれの楽器のパートは、合わせる事や全体について行くだけで精一杯で、
果たしてバンドやオケ全体は演奏(練習)した分、上手になるでしょうか・
答えは「No」ですよね・・・。
バンドやオーケストラの練習で合わせる時は
それまでに個人のパート(楽器)
なぜならそれぞれ練習した事を「合わせる練習」だからです。
ではピアノの練習はどうでしょう・・・?
片手で「弾けない」「楽譜がわからない」のに、
両手の練習ばかりした方が良いでしょうか・・・?
あなたは今、
一度に同時で2つの異なるメロディーの楽器を練習する様な事をし
少し話が反れますが、
ピアノは間違いか正解かに関わらず最初に弾いた指の動きが
脳にインプットされると言われま
これは脳科学からの考え方で、
ですので、最初の弾いた間違いが脳にインプットされると、
それを修正する練習までしなければいけなくなり、
自分で自分の練習時間を長くする事になってしまいます・・・。
ですので、まず最初の一回目はあくびが出そうな
ゆ~
楽譜を見て難しいと感じるのであれば、
短い集中力で弾ける様に「一段ずつ止めて、区切りながら」でも構いません。
とにかくゆっくり正確に!・・・・です。
最初は分かっていても(つもりでも.... 笑)
家を建てる時の基盤作りと同じ位、大切な作業なので、ここは我慢しましょう!
誰だって「早く両手で弾きたい!」と思うものです。
でも絶対に一番最初の片手練習を丁寧にする先生は仕上がりが早い
そしてミスをしても曲の流れを止めず、
ピアノや多くの楽器の練習は「急がば回れ」なのです。
新しい曲の練習を始めて2~3日は「急がば回れ作戦」をやってみましょう。
その後の両手が見違える位、楽になりますよ♪
最後に。
テンポはメトロノームを常に活用する事をお勧めします。
メトロノームはあなたの横で手を叩いて
テンポキープをしていただ
そう思うと「うるさい邪魔者」ではなく、
メトロノームに付いて行こうと意識しながら弾くだけでも、
最近はスマートフォンのアプリで無料のメトロノームがあるのでチェックして見て下さいね。
是非、上達する為の必須アイテム あなたのサポーター「メトロノーム」もお忘れなく♪
ブログだけではテーマについて全てをお伝えする事は難しいので質問があれば、遠慮なくコメントを下さいね。
きっとあなたの他に同じ疑問や悩みを持った先生がたくさんいるの
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
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