荒木源の小説を映画化。脚本・監督は細川徹。
楽団の名前を勘違いしたことがきっかけで老人ばかりのアマチュアオーケストラに入団してしまった主人公の小山千鶴。
やめたいと思いながらもジジババの仲間にどんどん引き込まれ指揮者を任されることになります。次々に起こる珍事件の中、千鶴は、そしてオーケストラの行く末は?
主演の杏が奮闘、とっても面白いです。
個人的に杏ちゃんの良かったところベスト3は、「入団してくれてありがとう」と笹野高史さんに両腕を何度もさすられるところ、夢を見ていて「すみませんでした!」となるところ、ドヴォルザークの新世界のCDをオデコにかざすところ。
左とん平、小松政夫ほか豪華キャストのオーケストラメンバー凄く、さらに同僚役の坂口健太郎、職場の教え子役の黒島結菜も良いです。
途中、フランス人の大物指揮者の来日という割とバカバカしい出来事も絡んでくるんだけど、ディテールまでぴっちりおかしくできていて何一つおろそかになっていない印象。
老人たちの世界を描いているから面白い映画というわけではありません。喜劇だから面白い。
音楽の楽しさ、人の人の心の響きあう暖かさ、描きながら、しっかり笑える作品。