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steppingbirdのブログ

映画のことを書いています。

大崎善生の本、聖の青春をベースに映像化した作品。監督は森義隆、脚本は向井康介。

病により29歳でこの世を去った天才棋士、村山聖の人生を描きます。

私は将棋の世界は詳しくないので村山先生のこともよく知らなかったのが本当のところ。

羽生さんと戦い6勝8敗だったと見て真に強かったのだと知りました。

松山ケンイチ入魂で演じる村山の姿は、変人で不器用、尖っていて繊細、生きづらく病弱、いいところはほとんどないけど魅力にあふれています。

良かったところベスト3は、なんで詰まないの?というところ、お金をビリビリにしちゃうところ、女抱きたかったというところ。

将棋のほかには何もなくただ激しい生を生きる彼を大阪の師匠や後輩、東京の将棋仲間が暖かく許し、見守り、受け入れ、支えます。リリー・フランキー、柄本時生すごく良かった!

宿命のライバル羽生善治に扮するのは東出昌大。そっくり?もしかしてそっくりかな?

村山と違って可愛いお嫁さんにも恵まれ人生も生きやすそうな羽生ですがやはりその目には将棋の地獄が見えています。

村山と羽生ふたりの深い心の交流は胸を打つところ。

不器用な生き方で生き抜くのって、あり!という作品。