宮藤官九郎脚本・監督の最新作。
17歳で死んでしまった高校生、大助が目覚めるとそこは真っ赤な地獄。
迎えてくれたのは地獄専属ロックバンドのギターボーカルで赤鬼のキラーK。
現世で好きだった同級生の手塚さんに思いを伝えたいという未練のある大助は、キラーKの指導のもと、地獄の鬼たちとギターを弾き、えんま大王の裁きを受けて、輪廻転生に挑みます。
ロックミュージカル風に進んでゆく前半は軽快。なぜ大助は地獄に落ちてしまったのか?軽音楽部の練習でスタジオ使った、借りたコードを巻かずに返した~!となるところ笑いました。
転生を繰り返すうちに、だんだん地獄が大助の故郷のように見えてくる所も面白いです。
鬼の長瀬智也は外見も演技も歌もド迫力のカッコ良さ。
それに翻弄されながらも折れないハートの神木隆之介可愛い。セリフ、クドカン節?なんだけどこの人が言うと生理的な快感があります。
生きている人たちの心の中には死んだ人たちがいつまでも生きている。死んだ人たちは地獄に落ちても生きている人たちのことを思っている。
やかましく暑苦しいこの地獄はわりと最高。
最後の主題歌で涙したけど他の人も泣いてて良かったという作品。