センター試験初日(英語、日本史、理科2科目)の段階で、すでに負け確定と自覚していました。しかし、わずか半年間とはいえ、本気でやり始めた受験勉強を中途半端なところで投げ出したくない気持ちがふくらんできました。
「前期試験も受けてみよう。」
2日目の会場に向かう途中、ふとそんなことを思いました。
阪大薬学部の前期試験に必要な教科は 英語・数学・理科2科目で、配点は(比率は忘れましたが)二次重視です。後期は、二次での逆転は不可能な配点(センター:二次=9:1くらい)だったので、少しでも可能性のあるほうに賭けてみよう、という考えでした。
実際には、阪大理系の二次試験は数ⅢC・化学Ⅱ・生物Ⅱという未習範囲を含み、しかも難易度の高い記述式の問題です。それを、たった1か月あまりで解けるようになることを「可能性のある」とは思っていませんでしたが、受験勉強を続けたい一心で無謀な挑戦を選んだのかもしれません。
はやる気持ちを抑えきれず、2日目の試験後に書店へと向かいました。一気にすべてそろえると気が滅入りそうだったので、理科の教材は後日買うことにして、その日は赤本と数ⅢCの参考書を購入しました。
まずは、最大の難関になるであろう数ⅢCを、基本の基本から学び始めることにしました。
<つづく>