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すべて世は事も無し

私が「うつ」の沼に足を踏み入れそうになった時に思い出した詩の一遍です。
遥か大空の向こうから見下ろせば、些末な事。
大丈夫!自分を取り戻し、前を向こう!!
「すべて世は事も無し」と言える位に・・・。

特性を持つ人と関わりを持っている人達は、その特性のタイプが違ったとしても話しの一部を聞いただけでその状況については大体の想像がつくと思う。


関わりを持っていない人は、その状況を言葉で説明しても理解しにくいだろう。

なぜなら、言葉にしてしまうとその状況が矮小化されてしまうからだ。


彼らが巻き起こすエピソードは、他の人達にも「よくあること」ではあるがその頻度や執拗度が桁違いで、また、一つのエピソードが単発で勃発する物ではなく、毎日毎日の状況が強く絡まりあいながら起こる物であるため、本来のエピソードを話すには相当な長い話になってしまう。


そんな他人の楽しくない長い話を誰がどこまで聞けるだろう?

なのでどうしても端折って話す事になるため、「よくあること」と知識のない人にまとめられて更に傷つけられてしまう。


一言で言うならば、

「改善のない、相手の自閉世界からの一方的な強要の無限ループの苦痛」

とでも言うのだろうか。


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《異界の住人との関係の例え話》✳内容はフィクションです


雑草を100本、2人で根っこから引き抜く事になった。

異界の住人は「何でオレがそんな事しなくちゃいけないんんだ」と言いながらも渋々作業をやっている素振り。

自分の方が動ける時間が多かったので、いくらか多く抜く事になるだろうとは思っていたが、見た所、異界の住人は10本程度しか抜いていなかった。しかも、驚いた事に根っこから抜かず、葉っぱを引きちぎっただけの様な中途半端な仕事ばかり。


「根っこから抜く」と言うクオリティーに達していない以上、やり直しは避けられない。けれど、彼にやり直しさせるにはいちいち説明したり、ヘタをすればふて腐れて逃げに入ったり、責任転嫁の言動をしてきたりと、やらせるために相当の労力が必要だし、終わらせる期限も迫っている。

結局、スムーズに終わらせるには私が残りの「90本」✚「彼のできていない部分のやり直し」をするのが一番早いため、仕方なく私が雑草をほぼ一人で抜く事になった。


彼に、「あなたの仕事は中途半端で、結局私がほとんどやるはめになった」と伝えると、「オレが雑草を抜いていないというのか!えっ!!1本も抜いていないというのか!!オレだって抜いたんだ!」とへそを曲げて、訳のわからない理屈をこねてきた。


全くやらなかったのかと言う事なら、1本でも抜けばやった事にはなるのかも知れない。けれど、現実そんな程度じゃ「やった内には入らない」と言うこと。

恥ずかしげもなく、「やった」なんて普通の感覚じゃ言えないはずだ。

けれど、彼の頭の中では「やった」事になっていて、「オレはやったつもりだ」なんて平気で言う。


つもり」は自分の頭の中だけの評価。

実際にできたのかどうかは関係ない。

大切なのは、他の人から見てもそれなりの評価が得られる内容なのかどうか。

本来であれば、他の人とのやり取りの中で自分の「やった」レベルはどれくらいなのか、大体満足がいく程度にはできたのか、などを擦り合わせるのだか彼にはそれができない。

やった事の評価は全て自分の中だけの評価になる。



しかも、ほとんどやってもいないのに、雑草取りの大変さを人に吹聴している異界の住人。うまく雑草を根っこから取るために工夫をした事や使った道具までも偉そうに自慢話をしている。


「えっ?雑草をほとんど抜いたのは私だし、根っこから取るためのアイデアは私が考えた物。何であなたが偉そうに人に語っているの?あなたはほとんど何もやっていないでしょう?」と言えば、「別にオレはオレがやったなんて一言も言ってないよ」という返事。

「別にいいだろそれくらい。いちいち細かいな君も」と逆に責められたりも。


「オレがやった」とは言っていなくても、あの話しっぷりでは状況を知らない人が聞けば異界の住人がやったと思い込むだろう。

本来であれば「彼女がほとんどやってくれたけど大変そうだった」とか言う様な状況だし、せめて、「一緒にやったけど大変だった」くらいは言うものだけど。


彼の話しは一人称の形態のため、「オレ」と言う言葉が出なくても話の流れで主役は「異界の住人」と思われてしまう。

ほとんど何もやらず考えもしない異界の住人ばかりが感心され、彼は優越感に浸る。

本当に時間と労力、アイデアを出して働いた者が無かったことにされて、都合の良い所ばかり彼に「いいとこ取り」をされ、搾取され続ける。

     左上矢印★イメージです右上矢印


下矢印 下矢印 下矢印 下矢印 下矢印 下矢印 下矢印 下矢印




生活のいろいろなシーンにおいて、いつもこんな感じの状況が続く。


こんな毎日を繰り返し、モヤモヤばかりが積もり続ける。

小さなモヤモヤも、数を重ねれば大きなストレスにまで成長する。


いくら改善を訴えても彼の心には届かない。

内に取り込んだ者は彼の手足も同然。

手足が動いたからと言って感謝も労いもしないのと一緒。

なぜなら、それは自分自身だから。本体(異界の住人)のために動くのは当然の事だから。


こんな改善の見込みのない相手にどこまで合わせて適応できますか?


言われもなく責められる事に納得できますか?


自分の努力を搾取され続ける事に幸せを感じますか?


相手が優越感に浸るため、あなたを踏み台にしているのに笑顔でいられますか?