異界との対話?! | すべて世は事も無し

すべて世は事も無し

私が「うつ」の沼に足を踏み入れそうになった時に思い出した詩の一遍です。
遥か大空の向こうから見下ろせば、些末な事。
大丈夫!自分を取り戻し、前を向こう!!
「すべて世は事も無し」と言える位に・・・。

結婚してすぐに、異界の住人が

「@&#$%?」
と、よく聞き取れない言葉を発している事に気付いた。
 
何かを私に聞いて来ている様な疑問形の言葉が多いので、
「えっ?なに?」
と聞き返しても本人は知らんぷり。
 
またしばらくすると
「#@&$%?」
「えっ?なに?何て言ったの?」
と聞き返すと、キョトンとした顔で
「何が?」
と帰って来る。
 
「何か聞いたでしょう?」
怪訝そうな顔をした異界の住人
「別になのにも言ってないよ。」
「何か私に聞いてたじゃない?」
「知らないよ。」
 
ガーン『えっ!何この人。何回もモゴモゴと質問してたじゃない?
この部屋には2人しかいないのに、じゃあ一体誰に聞いてたの?』
 
 
「%&#@%?」
「えっ?なに?」
「何が?何も言ってないよ。聞き違いじゃないの?」
「今確かに言ってたよ。」
「・・・。じゃあ、独り言じゃない?」
「えっ?独り言って、自分で言ったのわからないの?」
「普通わからないでしょ。」
「???」びっくり
 
時にはハッキリわかる声で
「○○って△△だよなぁ?」
「えっ?それって××じゃない?」
「・・・。」
「???××でしょ?」
「何が?」
「えっ???」ガーン
 
こんな会話のやり取り。
 
 
 
私も、疲れてる時や力仕事なんかしてる時は、よく独り言を言う事があるけれど、自分が「何かつぶやいた」事位はわかっている。
 
けれど、彼は「自分がつぶやいた事自体理解していない」様子。
 
普通の人より独り言が多いと思っていたが、疑問形の独り言なんて、誰が聞いても自分に向けられた質問だと思うだろう。
 
どこからどこまでが会話上の質問で、どこからどこまでが独り言なのかわからないので聞かれるたびに返事をするが、そういう事が続くと返事をするのも何か不愉快になった。
 
 
よく、会話する相手がいないと寂しさからか独り言が多くなると言うが、結婚して一人暮らしから抜け出してもその状態は同じ様にずっと続いた。
彼の状況はまるで、一人暮らしの老人がTVと会話しているのと同じ様に見えた。
 
 
傍から見ると奇妙なので、その事を言ってはみたものの、自分の状態はおかしくないと全く気にも留める様子はない。
 
 
「自分が独り言を言っているのは自覚しているか。」
と知り合いに聞いてみたが、みんな自分が独り言を言っているのはわかっているという答えだった。
 
 
 
自閉傾向にある異界の住人の独り言は
自分の中の世界にいる
「自分」
と対話していたと言うのが正しいのかも知れない。
だから、その対話が外に(自分の口から)洩れていると気付かないのかも知れない。
全て自分の中の閉じた世界(異界)での事だから。
 
それとも、モラハラ特性を持っているので
独り言を言う事で私が
「何?」
「どうしたの?」
と反応するのを見て
自分は気にかけられる存在ニヤニヤ
であると優越感を感じていた事もあったかも知れない。
 
 
いずれにせよ、今では彼との会話は連絡事項のみなので
ブツブツ独り言を言おうが、疑問形で言っていようが無反応でいる。
 
けれど、何かをしながらしょっちゅうブツブツ言っているのはうるさい。
「もっと意識して、口を閉じて黙ってやって!」ムカムカ
そう言ってやりたい所だが、減らず口が返って来て面倒なので言わないで我慢!!グラサン