すべて世は事も無し

すべて世は事も無し

私が「うつ」の沼に足を踏み入れそうになった時に思い出した詩の一遍です。
遥か大空の向こうから見下ろせば、些末な事。
大丈夫!自分を取り戻し、前を向こう!!
「すべて世は事も無し」と言える位に・・・。

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10月30日(土)やっと異界の住人が出て行きました!爆笑




その前日。

一日仕事だった私が帰宅すると、

ちょうど異界の住人と次男が食事を終えた所だった。


異界の住人のゴミ箱は朝ゴミ出しして空っぽ。

退去の期限は一応10月末で、後2日を残すのみ。

それまでにゴミ出しの日はないため、どうするのかと思っていた所、

小さなレジ袋に入れて自室へ持って行っていた。


その後風呂に入った異界の住人は

再び作業着に着替えて何かゴソゴソ持って出かけて行った。(ゴミを持って出かけた??)


何をしにいったん帰ってきたのか、

何をしにまた出かけて行ったのか、次男でさえもサッパリわからないと言う。



『もうこれで出ていって帰って来るな!!』と思いつつ寝ていると・・・



夜中の2時頃ガタガタ・ゴトゴト・ドスドスと家の中を歩き回る音が聞こえた。

『なんだ帰って来ちゃったよえー

どこ行ってたのか知らないけど。』




次の日、土曜日の朝、私は仕事なので起きるとやっぱり異界の住人の靴が玄関に。

『やっぱり帰ってきてたんだ。ガッカリもやもや

サッサと出ていけ!!チュー

そう思いながら仕事へと出かけた。




昼、仕事帰りに「夕食はどうなっているの?」と次男にLINEを送った。

もぐもぐ「知らね。もういないんじゃね?」



帰宅するとやはり異界の住人の姿はなく、

テーブルには家の鍵が置いてあった。




あちこちチェックすると・・・

洗濯洗剤・食器洗剤・トイレや風呂の洗剤からトイレットペーパーや調味料まで、いろいろな物を持って行かれていた。

「自分の稼いだお金で買った物は自分の物」精神なので、人に断ることもなく独断で持っていった。

その代わり自分の使っていたタンス(粗大ごみじゃん!)や、いらない物を細々と置いていったのだ。

ムキーいったい誰が捨てるのよっムカムカ




もぐもぐ「お父さんの物なんだから向こうに送っちゃえばいいじゃん」


ニヤリ「うん。そうだよね。

でも、面倒だから長男がそのうち帰って来た時に持って行かせよう!!(タンスは売ろうか)」


えー「これで引っ越し終わったんだろうねぇ?

次男に何か挨拶していった?」


うーん「え〜別に。引っ越すからってくらい?」


えー「引っ越す理由とかは?」


えー?「別に何にも〜。

もう知ってるだろう、聞いてるだろうって思ってんじゃない?」



そんな事だろうとは思っていたけれど・・・。



やっぱり、父親としての説明責任を果たさず、

「理由をもう聞いているはずだろう」的な言い訳で

面倒臭い嫌な事はこっちに丸投げして最後まで逃げるんだね。

私が次男に何も話していなかったとしても、きっと同じ対応だろう。



ニヤリ「引っ越していなくなって、寂しいとか何か感想はないの?」


ぶー「え〜っ。だって、家に居てもずっと部屋にこもりっきりだったじゃん。変わらないよぉ。生活できればどぉ〜でもいい。」





異界の住人の部屋をチェックしたら、自治会の班長の書類やら物品がダンボールに放置されていた。

班長の仕事をやっていた(やらせていた)途中なのに、何の引き継ぎもなく引っ越して行けるってどんな神経なの?

班長の仕事は他人が関わる事なのに、自分はこの地域から離れるからもう知ったことではないと言う意味なのか。

異界の住人の会社では「業務の引き継ぎ」と言う事は行われないんだろうか。

人に対する責任感がないなんて呆れるったらありゃしない。



私が仕事で居ないスキを狙って、コソコソと引っ越して行く卑屈な異界の住人。

次男に名残り惜しまれることもなく、居なくても変わらないと言われたたその言葉が、彼の今までの行為を物語っている。


最後の最後まで卑屈で、卑怯で・・・

「残念な人」としか言いようがない人だった。



けれど、

これで心の平和が訪れた。


でも、これからは

普通の世界へ戻すため

今まで止まっていたものを動かすため

かなりの作業をしないといけない。

 

ゆっくり休めるのはいつになるのかアセアセ