綾部の中丹文化会館で「第三回ジュニア将棋大会」が開催されました。


午前はホームクラス(初級)午後はチャレンジクラスで、トーナメントで競いました。


開会式の後、抽選箱からクジを引いて対戦相手を決定。一つ負けたら即敗退なので大事な抽選です。


ジャンケンで先手後手を決めて対局開始。応援の家族や兄弟が見守る中、静かに始まりました。


ホームクラスは教室から4人がエントリー。参加可能地域が今回から丹後、南丹が加わり初参加のお子さんが多く、初顔合わせの対局でしたが4人共に初戦を突破。ベスト4に3人が残り、決勝は舞鶴と福知山の塩見くん対決となり舞鶴の塩見くんが前回準優勝から今回初優勝となりました。初戦からずっと落ち着いた雰囲気で指せていましたね。福知山の塩見くんも綾部と福知山の教室に通って頑張った成果が出ました。


午後はチャレンジクラス。丹後や南丹からも腕自慢が集まり大混戦となりました。教室からは10人がエントリー。その内3組兄弟だったのですが抽選の結果、初戦での兄弟対決は無くひと安心。


初戦から好対局ばかりでかなり熱の入った雰囲気になりました。ベスト4に南丹教室と福知山教室の2名ずつが残り、決勝は南丹増金くんと福知山新田くん。増金くんは初戦で第一回優勝の土佐くんに勝って勢いに乗り決勝へ。新田くんは準決勝で米田くんにかなり押されていましたが、米田くんが不運の時間切れになってしまい勝ちを拾い2大会連続優勝を賭けての決勝です。


対局内容は見えなかったですが、序盤からペースを掴んだ増金くんの方がテンポよく指していて優勢に進め新田くんも粘りましたが増金くんが勝利し初参加、初優勝となりました。


福知山教室としては過去2大会ホーム、チャレンジ全て優勝してきただけに残念ではありましたが、大会が重ねられる事でレベルが上がる事は必然ですから、冬の第4回大会に向けて再び子供たちと頑張っていきたいと思います。