薬膳において茗荷は、血行を改善したり、余分な熱を冷ましたり、むくみを解消したりする効果があると考えられています。
茗荷の薬膳としての効能には、次のようなものがあります。
- 月経痛や月経不順、更年期障害などの改善
- 口内炎や風邪の予防
- 悪寒や発熱、のどの痛み、頭痛などの改善
- 四肢や胸腹部の冷えの改善
- 弱った脾の働きを正常にする
- ストレスの緩和
- 脳の活性化
茗荷には、次のような成分が含まれています。
αピネン:精油成分で、強壮や食欲増進、抗うつ作用などがあると言われている
ビタミンB群、ビタミンC、カリウム:皮膚や粘膜を健康に保つ効果がある
アントシアニン:赤紫色の色素で、活性酸素の働きを抑えて細胞の老化を防ぐ効果がある
