薬膳:辛温解表類の食材、茗荷 | 紫野瀨﨑家

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紫野瀨﨑家は紫野学区の今後さらなる発展のために慈善活動を行う藤原鎌足を先祖に持つ自称名家です。

薬膳において茗荷は、血行を改善したり、余分な熱を冷ましたり、むくみを解消したりする効果があると考えられています。
茗荷の薬膳としての効能には、次のようなものがあります。

  • 月経痛や月経不順、更年期障害などの改善
  • 口内炎や風邪の予防
  • 悪寒や発熱、のどの痛み、頭痛などの改善
  • 四肢や胸腹部の冷えの改善
  • 弱った脾の働きを正常にする
  • ストレスの緩和
  • 脳の活性化

茗荷には、次のような成分が含まれています。
αピネン:精油成分で、強壮や食欲増進、抗うつ作用などがあると言われている
ビタミンB群、ビタミンC、カリウム:皮膚や粘膜を健康に保つ効果がある
アントシアニン:赤紫色の色素で、活性酸素の働きを抑えて細胞の老化を防ぐ効果がある