[アイヒタール(ドイツ) 14日 ロイター] 福島第1原発事故で放水作業などを行う生コン圧送機を製造する独プツマイスター社の技術部門責任者、ジェラルド?カーチ氏がロイターとのインタビューに応じ、福島第1原発を廃炉にするためにコンクリートで覆う作業は、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と比較してはるかに難しいと語った。【写真】「レベル7」の現場 プツマイスター社は1986年のチェルノブイリ事故でも圧送機を送り、事故処理に当たった。カーチ氏は、チェルノブイリと福島の原発事故は容易に比較できないとした上で、「チェルノブイリでは原子炉1基をコンクリートで覆うのに、11台の圧送機が何カ月にもわたって作業した。だが、福島では4機の原子炉に対処しなくてはならない」と指摘。 また、チェルノブイリは1機の爆発によるもので、福島第1原発とは違って原子炉を冷却する必要がなく、爆発後すぐにコンクリートで覆うことができたと説明した。 今後の対処については、日本側でまだ決定されていないとしながらも、冷却が終わり次第、原子炉をコンクリートで覆うのが最も理にかなっていると、カーチ氏は主張。一方で、必要な圧送機を現場に送り込むといった作業を計画?実行することが、福島第1原発を運営する東京電力にとって、まさに大きな課題になるとの考えを示した。*記事中の誤字を修正して再送します。【関連記事】 【特集】東日本大震災 原発周囲10年住めないとの首相発言報道、官房長官が否定 地震予知は「不可能」、国民は想定外の準備を=東大教授 福島原発事故の賠償内容を協議 特別リポート:地に落ちた安全神話─福島原発危機はなぜ起きたか