Nintendo Swtich2を語る・その1 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

遂に発売されたSwitch2、私は運良くヨドバシの抽選に当選したので、なんと発売日当日に入手する事ができた。もっとも、その時はまだバンコクに滞在中だったので、実際にプレイ出来たのは1週間後だったのだけれども、それでも帰宅直後にプレイ出来るというのは非常にラッキーだったものだ。

 

もちろん、バンコクにいる間もXなどで情報収集をしていたのであるが、やはり最も目についたのは入力遅延の解消についてである。ご存知のように、PS4とのマルチ展開であるアケアカやM2のシューティングものでは、Switch版にのみ明確な入力遅延が存在しているため、これらのソフトに関してはPS4版を選ぶ以外の余地はなかった。

 

現在、現行のほとんどのゲーミングモニターやアケコンを使用している限り、これらが遅延の要因になる事は皆無に等しい。もちろん、PS3のように元々がアナログ接続のゲームをHDMIに接続した際の遅延などはどうしようもないのであるが、今となってはあくまで特殊な例。なので、全く同じ環境でプレイする場合、完全にソフトとハード側の遅延と言って間違いない。

 

なので、前述のように、遅延に拘るゲーマーはPS4版を選ぶ余地以外なかった。しかし、ご存知のように日本国内の普及は圧倒的にSwitchであり、高スペックが要求されるPC向けタイトル以外は、まずSwitch版が最優先でリリースされる、もしくはSwitchのみしか展開されないソフトが多い。彩京のシューティングも、Switch版が真っ先に発売されたし、PS4版がリリースされた時はすでにSwitch版から2年ほど経っていたかと思う。なので、やはりSwitch2で入力遅延が解消されるに越した事はないのだ。

 

結論から言うと、一部タイトルは間違いなく体感出来るレベルで入力遅延が解消されている。私が所有しているソフトで言えば、アケアカ雷電、雷電IVミカドリミックス、究極タイガーヘリ、彩京の全シューティング、ダライアスのアーケードと家庭用コレクション、クリムゾンクローバー、アケアカゼクセクス、なのである。あいにく、雷電IVミカドリミックスは一部BGMが鳴らないという不具合があり、こちらは公式でも記載されているのであるが、遅延に関してはPS4版と同等である。アケアカグラディウスIIIも解消されていると思ったが、念の為あとでSwitchで試した所あまり変わりなかったので、アプデで解消されたのかも知れない。それでも、発売当時の6フレームからは明らかに解消されている。

 

逆に、変わらないソフトはそのままだ。期待していた怒首領蜂最大往生や、カプコンアーケードスタジアム、怒首領蜂大往生などはそのままだ。最大往生はXbox360の時点で入力遅延が存在していたので、ほぼベタ移植としては解消は難しかったのかも知れない。アケスタは体感的にはSteam版が実機と同等程度に早く、コンソールではXbox版が最も優れいている。もっとも、後者はデフォルトで120Hz入力が可能なので、その辺の恩恵もあるかもしれない。

 

遅延以外に関しては、UIなどがほぼそのままなのには驚いたけども、操作が非常に軽く、もちろん4Kなので非常に快適だ。液晶の性能がいまいちという話もあるが、個人的にはゲーミングモニターでしかプレイしないので問題ない。当たり前とは言え完全にSwitchの上位互換なので、Switchユーザーであれば間違いなく買って損はしない。必ず満足出来るはずである。