2001年以降にプレイしたゲームで印象深いもののひとつと言えば、「ウィザードリィ・ニューエイジリルガミン」である。オリジナルのIVとVをカップリングした作品であるが、IVに関してはこれまでアスキーからは未移植であり、アレンジが加わったPCE版のみの発売だったため、これはこのソフトの大きな目玉のひとつだった。
PC版オリジナル移植はもちろんの事、難易度を下げたアレンジバージョンも収録され、クリアまでの敷居は大分下がったものである。それでも、謎解きやダンジョン自体はオリジナルと同様なため、異常とも言えるほどの難易度は変わらない。幸い、攻略本も同時に購入する事が出来たので、かろうじてアレンジバージョンでひとつのエンディングだけは見る事が出来た。当然、超高難易度のクラシックには手をつけていない。
しかし、とは言うものの、買った時はIVは難しすぎるという印象しかなかったため、しばらくの間はVしかプレイしなかった。しかし、このVは、元々国産PC版準拠であったSFC版ともそう大差はなく、しかも移動がファミコン版のII以降並に遅くボタン連打をしても速くならないため、非常に煩わしい出来だったのだ。という訳で、このゲームの魅力に改めて気づいたのはIVをプレイして以降の事である。
このゲームの発売自体は1999年の事であるが、私が買った時はすでに2002年ぐらいであったかと思う。その翌年以降、英語の勉強をきっかけとしてゲーム離れを起こしてしまうので、まともにゲームをプレイしていたのはこの辺りであっただろうか。同時に初代PSソフトをプレイしていたのもこのあたりという事になる。
もちろん、PS2を購入してからは、不具合のあるソフトを除いてはほとんどPS2で起動していったものである。ただ、その不具合のあるソフトがある以上、初代も捨てる事は出来なかった。その後、近所にハードオフが開店してからは中古の入手が容易になり、後期でピックアップも調子の良い本体を2台ほど購入していった。PSOneもあったのだが、以前も触れたように電源が邪魔なのでスルーしている。