遅延対策 for Nintendo Switch Part1 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

バンナムの中の人が「Switchは仕様上どうしても遅延が起こる」発言をTwitterでして以来、ゲーマーにはSwitchには遅延が大きいというのが半ば常識となりつつある。ただ、実際にはSwitchのゲームだからって全部が全部遅延が起きていると言う訳ではなく、例えば「斑鳩」や、M2 Shot Triggersの「エスプレイド」などは体感出来る遅延は皆無である。

 

しかし、その反面、エミュレートを基本としているアケアカにはゲームによっては極端にPS4版と差があるものがあり、有名所で言えば「グラディウスIII」や、最近では「ゼビウス」の遅延があまりにも有名である。なので、このようなゲームに関してはユーザー側でいくら最良な環境を構築した所で限界があるので、正直アプデを待つか諦めてPS4版を購入するしかない。

 

ただ、最初に触れたように遅延を感じないゲームもあるし、またあってもギリ許容範囲というゲームも沢山あるので、と言う訳でゲーマー的にはいかに最良な環境を構築するかというのも重要な課題である。という訳で、ここでは考えられる上での方法を紹介していこうと思う。とは言っても別に2つ程度しかないのであるが。

 

1.ゲーミングモニターを使う。

 

これはもう最低条件である。モニターの紹介文にある1msというのはモニター画面そのものの反応速度の事であり、入力遅延の値とはまるで関係ない。この部分に関してはおおよそメーカー非公表であるため、個人のブログを参考にしていただく以外はないのであるが、おおよそ16.67ms、つまり1フレーム未満の数値であれば体感出来るような遅延は皆無といっていい。そして、昨今のゲーミングモニターは60フレームにおいてほぼ8ms前後という数値である。なので、売れ線のモニターであればどれを買ってもほぼ大丈夫と言える。

 

そして、価格帯としては安い所で大体1万円台前半、ミドルクラスで3万円前後、ハイエンドとなると6万円前後以上となるが、そこまで行くとSwitchでは明らかにオーバースペックなので、高くても3万円クラスで十分であろう。当然、PCゲームをしていなければ別途新たに購入する必要があり、余計に出費がかかるという事でもあるが、正直私の感覚で言えば2〜3万円でこれだけの性能のモニターを買えれば安いものである。

 

というのも、まず20年以上前は一般的なテレビや、CRTモニターはとんでもなく高かった事。そして、当時のゲーム用モニターと言えば、プロフィールプロに代表されるよう21ピンRGB端子が付いているものを指していたのだが、1996年当時まだ販売していたプロフィールプロの29インチなどは最低でも260000円以上はしたはずである。そして、私が2000年代前半に使用していたPC-TV454なども、14インチながら当時の定価128300円ほどしたと言う。私は中古で19800円だったが、それでも現行の新品ゲーミングモニターと同等である、しかも21年前の話だから今の感覚で言えば30000円ほどであろう。

 

それが、今の時代BenQやASUSの高性能ゲーミングモニターが、30000円前後で買えてしまうのだ。当時を思えば信じられない話である。その反面、当然55インチなどの大画面は存在しないので、どうしてもそれでプレイしたい人たちは一般のテレビで妥協せざるを得ないという点である。

 

もちろん、そのようなテレビを頻繁に買い替えてレビュー出来る人間などそうそう居る訳もないので、どのテレビが遅延最小なのかはほとんど不明に等しい。当然、昨今のテレビにはほぼゲームモードが搭載されており、特に最近では東芝やハイセンス、そしてLGなどが主流であるが、やはり私の感覚で言えばゲーミングモニターにはかなわない。なので、大画面か遅延か、どっちを優先かという事である。

 

2.アケコンはリアルアーケードPro for Swtichを使用する

 

私はUFBが一番と言う先入観があったが、ネットの情報を元に改めてRAPを購入し、比べてみた所明らかに前者の方が遅延があった。他のマッドキャッツのEGOや、PXNのアケコンなどはすでに売却してしまったので今では比較は出来ないものの、さすがにRAP以上とは思えない。

 

そして、Xbox系で重宝するBrookのWingmanコンバーターは今では一番とも言えるコンバーターであり、それが良い感じだったのでSwitch用も購入してみたのであるが、こちらもRAPと比べると明らかに遅延があった。市販品では最小と言われるRAPVXSAを接続しても感じたので、という訳でアケコンはRAP一択と言える。