MacBook Air 2020 Apple Silicon M1 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

2年ぶりにMacBookを新調した。言うまでもなく最新のM1チップを搭載したモデルである。前回は型落ちとは言え、MacBook Proのタッチバーなしモデルを選択したのであるが、今回は元々欲しかったAirの一番安いモデルにした。それでもM1チップと256GBのSSD搭載なので、私の使用用途としてはもはや十分すぎるほどである。

 

とは言っても、私自身Macのヘビーユーザーではない。確かにPROを購入した当初は、そのあまりの使いやすさに感動を覚えてもはやWindowsには戻れないな、と思ったぐらいであったが、やはりゲーム関係におけるSteamもガジェットのアップデートもファイルの管理も全てWindows使用が大前提となっているので、結局今年の5月にHuaweiのラップトップでWindows回帰を果たしている。

 

正直、もう少し足してゲーミングPCを買えば良かったかな、とも思ったのであるが、それでも2Dゲームであれば大体はプレイ出来るし、XP時代からWindowsを使ってきた身としては、ああやはりWindowsは使いやすいな、と改めて思ったものだった。それで結局MacBookはほぼ放置、新モデルが出てもほとんど無関心であったのだが、さすがに今回ばかりは訳が違った。これはもうAppleの公式やニュースサイトを見れていただければ分かるが、圧倒的な性能向上に加えてさらにファンレス、そしてプラス6時間以上のバッテリー寿命など、もはや無茶苦茶なチートぶりである。iPhoneユーザーである以上、MacBookとの連携の素晴らしさは十分身を持って理解しているし、指紋認証モデルも欲しかったので、発表と同時にAirを買うしかない、と即決した。

 

発売日から遅れる事2日にしてようやくAmazonから入手し、早速Cinebenchを試してみたのだが、1回の測定で7000を超えるスコアは圧倒的である。動画のエンコードなどは試していないものの、その他の操作も実に速い。その上、前述のようにファンレスであり静かな事この上なく、そしてブラウジングレベルの用途では熱くもならない。さすがにゲームに関してはほぼApp Store専用であり、最初からMacOSに対応していないSteamのゲームなどはもはやどうしようもないのであるが、もしこれでWindowsが動いて、2万円程度でもいいからグラフィックカードを搭載していれば…と思わずにはいられないレベルだ。

 

そして、ずっと欲しかった念願の指紋認証であるが、これも信じられないぐらい爆速。すでに以前のiPhoneやiPadでも体験済みなのではあるが、それらとはもはや別次元と思えるぐらいに爆速である。とにかくゲームで言えば1フレームぐらいの速さで認識してくれるのだ。Huawei機にも搭載はされてはいるのであるが、とても比較になるレベルではない。さすがにApple、これで顔認証と同時にiPhoneにも搭載してくれたら最高なのだが。

 

さすがにゲーム、その他諸々の利便性を考えたらWindowsの所有も必須なものの、iPhoneユーザーにとってやはりMacは便利だし、ブラウジングや動画程度の使い道であればこちらの方が使い勝手がいいい。この文章もそれで書いているが、このキーボードも大変打ちやすく、感触も最高だ。マウスなど全く不要なタッチパッドも素晴らしい。Windows機にも存在はしているが、結局マウスが必須になるぐらい使い勝手が微妙なのに対し、やはりAppleのそれは次元が違う。本体を置くスペースさえあればどこでも使えると言うのはMacBookの最大級の利点とも言える。

 

しばらくMacから離れていたが、やはりこれだけの性能を誇っている以上、今度は逆にゲーム以外ではWindowsには戻れそうにもない。絶対お勧め、大満足だ。