2月26日・iPhone4Sを求めて・その2 in search of iPhone4S P2 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

予定では、
午後3時からShirleyが元朗を案内してくれる、との事だったんだけども、
さすがにそれまで部屋に居る訳にも行かないし、
一応そこまで戻ってくる事を前提として出かける事にしていきました。

この辺りは、
大きな公園を囲むようにして、
マンションが林立しているんですけども、
尖沙咀とかのイメージからはかけ離れているぐらいに静かであり、
香港にもこんな場所があるんだ、としみじみ思いつつしばらく探索。

一周した後は、
そのまま線路沿いに歩いていき繁華街へ、
携帯ショップぐらいあるだろう、と思いつつ歩き回るも、
iPhone4S単体で買えるのかどうか分からず、
結局駅まで来てしまった自分は、
MTRに乗りたい衝動に駆られるのを抑えきれず、
結局そのままWest Railに乗ってしまった。

ここまで来るとは想定していなかったので、
ジャンパーにハーフパンツと言う、
何ともみすぼらしい格好を恥ずかしいと思いつつ、
まずは最初の目的地であるSham Shui Poへ。

ここは日本で言う秋葉原的存在の街であり、
安いSIMカードも大量に売っている、との事だったんだけども、
なかなかiPhone4Sを買える店が見付からず、
ようやく「Apple Retail Store」と名のある店へ。

女性店員が話しかけてきたので、
日本人です、単体で買えるのか、みたいな事を言い、
買える、との事だったんだけども、
16GBを購入するためには
プラス500HKDで

ケースも買ってください、とのお達しが。

それは無理だ、と応えると、
32GBならプラス120HKDぐらいでいいですよ、と
言われたものの、
予算的に厳しいので
「ちょっと考えます」とそこを後に。

買うのならやっぱり公式だろう!と
思っていた自分は、
そのままセントラル、香港駅と行き、
IFCにあるアップルストアへ4ヶ月ぶりの来店。

しかし、いざケースと一緒に買おう、とすると、
何と予約必須、しかも3週間待ちとのお知らせが。

もうどうしようもないので、
再び長い長い地下道を戻り、
今度はモンコックの有名な携帯ショップへ。

そこには無数の携帯ショップがひしめきあう、
まさにカオスと言った感じの集まりだったんだけども、
どのショップがいいのか、
さらにどれが新品なのか今ひとつ判別できず、
結局何も買う事のないまま再びSham Shui Poへ。

因みにその時点で15:00を迎えてしまった自分は、
その場でShirleyにお詫びと、
今iPhoneを探している、との報告を済ます。

そこで先ほどのお店へ行くと、
例の美人さんがまだ居て、
自分の事を覚えていてくれてもいたみたいで、
もう時間もなかった以上、
本当は買うつもりではなかった32GBを即決し、
とうとう念願だったSIMロックフリー版を入手したのでした。

で、ある程度の動作確認と、
初期設定はその方が済ませてくれたんだけども、
最後に満面の笑みで
「ありがとうございました~!」と日本語でお礼を。

香港では知らない人に笑顔を向ける習慣が無く、
日本人から見ると極めて愛想が悪く映るんだけど、
そういう印象が強いため、
彼女の笑顔は正直かなり驚いたものだった。

また、会計中別の店員も、
18を「じゅうはち!」とか言ってくれたりして、
小さな事だけども結構嬉しかったりしたものだ。

こんな事を書いていると、
まるでその店員に会いたかったみたいな
印象を受けるかも知れないけども、
まあはっきり言ってそれは否定はしません。

正直、香港は美人が少ない、と言われているし、
元も含むうちの同僚で「可愛い」とされてきた子らと、
同様の子なんてまずいないと思っているから、
まあそういう意味でも印象は強かったよね。

で、反対側の通りでプリペイドSIMを購入し、
部屋のPCで無事セッティング完了、
めでたく自分もiPhone4Sユーザーとなったのでした。

んー、しかし日本で携帯を使えるようになるには、
かなりの手間や証明書が必要とされるのに、
香港ではそういうものが一切ない、と言うのはやっぱり驚きです。

一応、香港においても、
日本のように2年縛りのプランがメインであり、
それには当然色々な手続きが必要なんですけども、
それが確立しているのにも関わらず、
上記のようなものが成り立っている、って言うのは
やっぱり不思議に思えるよね。